<2024年も迷走したエネルギー・電力政策>揺れる世界の動向、今こそ振り返りたい記事6選
6:「我慢せず冷房を」って言うけれど…政府支援5000億円の衝撃、日本を襲う停電危機と電気料金上昇で私たちの暮らしと産業はどうなる?(2024年7月18日)
東京電力と関西電力管内の電力供給量が7月8日に不足する可能性が生じ、中部電力などから電力の融通を受ける事態になった。猛暑により供給予備率が最低限必要とされる3%を下回ったためだ。 十分な発電設備容量を確保する制度として2020年度に容量市場が導入された。今年度から設備への支払いが開始され(<相次ぐ電気料金の値上げ>なぜ、毎月上がるのか?専門家が料金設定や補助金の制度を徹底解説 エネルギー基礎知識(9))、一部の新電力では電気料金が上昇したが、容量市場制度だけでは安定供給に十分ではないようだ。 そんな状況下で、電気料金は、再生可能エネルギー賦課金額の上昇と政府による激変緩和措置の終了によりじわじわと上がっている。政府は、8月から10月の使用分に、「酷暑乗り切り緊急支援」として再度補助金を支出し、値上がりの影響を緩和する計画だ。 【つづきはこちら】 「我慢せず冷房を」って言うけれど…政府支援5000億円の衝撃、日本を襲う停電危機と電気料金上昇で私たちの暮らしと産業はどうなる?
Wedge ONLINE編集部