従業員550人が突如解雇、前社長が経営権を1円で売却、さらには「告訴合戦」まで…!騒動が収まらない「船井電機」内部で起きている「異常すぎる事態」
従業員は納得できない
北米を中心に液晶テレビなどを販売、約3500億円を売り上げて「世界のFUNAI」と呼ばれていた船井電機(大阪府大東市)の騒動が収まらない。 【マンガ】工事現場の「交通誘導員」はいくら稼げる? 驚きの最高月収 3年前に約250億円を投じて同社を買収した上田智一前社長が、自身の約12億円の債務免除を条件に経営権を「1円」で都内のEFI株式ファンドに売却していたことが判明。 上田氏はメディアに登場して「私は悪くない」と弁明しているものの、10月24日に突然解雇された550人の従業員はとても納得できないし、「不審なカネの流れがある」と元役員らが大阪府警に刑事告訴している。
さらなる刑事告訴
さらに12月に入って、1円買収ファンドの代表で一時船井電機の副社長に就いていた福井啓介氏が、上田氏退任後、親会社の船井電機・ホールディングス(現FUNAI GROUP)の代表となった古寺誠一朗氏を有印私文書偽造などで刑事告訴する方針だ。 「古寺氏が資金調達する話は全くのウソ。しかもファンドの印鑑を勝手に使って、上田グループの借金の連帯保証をしていた」(福井氏)というのが告訴理由。 上田氏には会社再建の能力も資金力もなかったし、後継を狙った古寺氏も同じだったということらしい。470億円大型倒産疑惑は、捜査当局に解明してもらうしかない。 「週刊現代」2024年12月28・2025年1月4日号より ……・・ 【もっと読む】「スマホをパクってるのは絶対にスキマバイトの連中だろ」…150億円の赤字に転落した「ヤマト運輸」で「iPhone窃盗」が頻発している「謎」
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