大阪市・松井市長が定例会見1月20日(全文2完)都道府県議は最低10万人に1人で十分
大阪市の松井一郎市長は20日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪市の松井一郎市長が定例会見(2022年1月20日)」に対応しております。 【動画】大阪市の松井一郎市長が定例会見(2022年1月20日) ◇ ◇
松井市長の出演番組を毎日放送が検証へ。受け止めを
読売新聞:続いて、政務の質問に移ります。政務の質問ある方、挙手をお願いします。 朝日放送テレビ:ABCの辻村です。きのうの発表なんですけども、毎日放送さんの年始の番組に、今、松井代表が出られていると思うんですが、この番組を巡って、毎日放送が社内で検証チームを発足して、要は、ちょっと維新の偏向報道というようなところでの、何か検証されるようなんですけど、それについての受け止めをお願いできますか。 松井:いや、僕は出演依頼を受けて出ただけなので。毎日放送さんが別に、これまでも決して維新寄りなんていうのは、僕、感じたことないし。ABC同様、どちらかというとアウェーの場所かなと思ってますのでね。でもバラエティーなので、そういうことで、なんて言うかな、制作をされた方々がなんらかの形で、なんて言うのかな、処分されるとかいうのは、ちょっと申し訳ないというかね。申し訳ないというか、僕が申し訳ないというのもおかしいかもしれんけども。そういう人たちも一生懸命仕事しただけだし。報道番組ではないし。あとは毎日放送さんが決められることなのじゃないかなと思います。毎日放送に聞いてよ。 読売新聞:ほか、ありますか。日経さん。
市議会の定数が府議会を上回る現象をどう受け止める?
日本経済新聞:日本経済新聞の高橋です。すみません、きのうも質疑があって、恐縮なんですけれども、定数削減についてなんですけれども、市議会は2減で、府議会が9減の見通しで、結果的に実現したら、市議会の定数が都道府県議会の定数よりも多くなるという現象になるんですけれども、このことについては、どう受け止めますか。 松井:それは、まず大阪府議会においては、東京都の都議会の住民当たりの議席数に並ぶ形で、少し大阪のほうがあれなのかな、1人当たりの有権者数が増えるのかな。でもほとんど並ぶ形で定数を決定しているのでね。東京都でやれているんだから、十分、大阪で、大阪府議会の機能は果たせるということです。だから、そこと大阪市議会を比べること自体が、僕、ちょっとナンセンスやなと思います。だから、大阪市の場合は逆転現象のところをまず解消するというところで2議席を削減すると。4年前にも3議席削減しているので、これで5議席の削減ということだと捉えていますので、維新は10議席かっていう思いを持ってるけど、これは過半数ないわけだから。大阪府議会は維新が過半数を持ってますから。東京都で十分やれている議員定数、住民当たりの議員定数で十分やれるんじゃないのということです。 だから、ほかが多すぎるということなんじゃないの。都道府県議会というのは、僕もそこ出身ですけど、最低10万人に1人で十分だと思いますけどね、大抵。今、もう6万人で1人とかいうところが出てきているんじゃない? 人口減っている中で。自民党もそうですけど、結局最後、いざ本当に目の前に定数削減とか迫ってくると、もう党利党略で、やっぱり仲間を守りたい。党利党略、個利個略でね。定数減らないじゃない。 参議院なんていうのは、自民党、6人増やしてますしね。人口減る中で。自分たちが決めたの。で、6人また増やすし、今度、10増10減っていうのも、あれは当たり前の話で、アダムズ方式、自分たちが決めたわけですよ。ところがいざそれが目の前に迫ってきたら、地方の声が届かなくなるとかね。もう全然それ、センスないと思うよ。地方の声を届けるのは、知事や市長もいるし。そして比例もいるわけだから。届きますよ、そんなの。 今の技術を使えば、そういうSNSの技術を使えば、そんなもの絶対に、どこにでも、どこにいても意見は届きますよ。だから議員の身分を失いたくない、党利党略、個利個略でしかないと思いますね、僕は。 読売新聞:ほか、ありますか。はい。