小池都知事が定例会見7月30日(全文2完)危機感を共有しながら進めていきたい
東京都の小池百合子知事は30日午後、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「都内感染者数「4桁の数字で大変厳しい状況」 東京都・小池知事が定例会見(2021年7月30日)」に対応しております。 【動画】都内感染者数「4桁の数字で大変厳しい状況」 東京都・小池知事が定例会見(2021年7月30日) ◇ ◇
新規感染者数が3日連続で過去最多を更新。受け止めを
朝日新聞:知事ありがとうございます。まず幹事社質問に入りたいと思います。朝日新聞の【オカダ 00:29:47】と申します。幹事社から2点ほどお伺いいたします。いずれもコロナの関係で、まず1点目が1日当たりの新規感染者数が27日に2848人、28に3177人、29日に3865人と、いずれも前日を大きく上回る形で3日連続、過去最多を更新しました。こうした都内の感染状況を知事はどう受け止めていらっしゃいますか、まずお聞かせください。 小池:何よりも4桁の数字であります。新規陽性者数7日間平均でも2000人という数字で、大変厳しい状況だというふうに認識しております。そして、きのうモニタリング会議でも指摘がありました、やはりデルタ株は手ごわいという、特にデルタ株への置き換えが大変なスピードで起こっているということ。それから、じゃあどうするのかということで、新規陽性者数をどうやって減少させるのかという点でも、先ほども人流の話もございました。相関関係からして、人と人との接触をいかにして減らしていくのかということ。このためにも皆さま方、人ごとではなくて、自分事だということから、例えば出勤、今、夏の時間、夏の間で長期の休暇が取れる時期だったら取れるようにして、また会社のほうからもそれを認める、それを進める、そのようなことを、それぞれの立場でお取りいただきたいと。そのためにも事業者の皆さま方のご協力を得ながら、実効性のある形で取り組みを進めていくということです。 それから、このところの分析で、何度もお伝えしていますけれども、やっぱり感染者の大層を占めるのが20代、30代ということ。そしてまた一方で、重症化するのは40代、50代。ですから50代の方々にはワクチンができるだけ早く行き渡るように、さまざま工夫をしながら、こちらとして、都としてもまたさまざまな自治体、職域などと連携しながら進めていくということが現実に必要だというふうに思っております。 それから皆さんの、これは意識の部分になりますけれども、やはりデルタ株っていうのは怖いんだよというのを、これまで以上に感染力が強いということから、すでにやっていただいていると思うので、またですかって言われそうですけど、またなんです。デルタはそういうのを狙っているということをご理解いただきたいというふうに思います。