【初めての婦人科検診行ってみた】費用から検査内容、所要時間まで30歳ライターの詳細体験ルポ!
年々生理が重くなってきた気がする、乳がんにかかった親族がいる…などなど、女性特有の体調や病気の懸念があっても、実費で婦人科検診を受けるハードルはまだまだ高いのではないでしょうか。筆者も「年齢的にもまだ悪いところはなさそうだし」と、婦人科検診を後回しにしてきた一人。30歳を迎えた節目に、受付から検査まですべてを女性医師・スタッフが実施してくれる女性専用クリニック「クレアージュ東京 レディースドッククリニック」で、初めての婦人科検診を体験してきました。 婦人科検診のお悩み・ギモン(画像)
■今回の受診プラン 今回受診したクレアージュ東京 レディースドッククリニックの「YOU健診」は、検査の対象となる子宮(Y)、大腸(O)、乳房(U)のかたちから名付けられた健診で、20代、30代、40代向けでそれぞれプラン内容と価格が異なります(30代向けは税込み3万7400円)。30代向けプランは、女性の罹患率・死亡率が高い3つのがん(乳がん、子宮がん、大腸がん)に加え、子宮内膜症や子宮筋腫など、女性特有の疾患を総合的にチェックすることができる下記6項目の検査で構成されています。 ・子宮頸部細胞診......子宮頸部のがん細胞の有無を調べます。 ・経腟超音波......腟内に超音波をあてて、子宮や卵巣の状態を調べます。 ・ハイリスクHPV.....子宮頸がんの原因となるハイリスクHPVの感染の有無を調べます。 ・マンモグラフィ......乳房専用のX線撮影。縦・横から撮影することで、微細な石灰化や腫瘤(しこり)などを発見できます。 ・乳房超音波......乳房に超音波をあてて腫瘤の有無や状態を調べます。 ・便潜血(二日法)......便に血が混ざっていないかを調べます。(陽性の場合は、大腸ポリープ、大腸がん、痔などの疑いがあります) その他、卵巣年齢検査 (AMH/抗ミュラー管ホルモン)や腫瘍マーカーセット、アレルギー検査など、追加可能なオプションも豊富でした。 ■申し込み~受診前日 予約はスマホから。公式サイトでプランと日時を選び、メールアドレスを登録するだけなので、数秒で完了します。受診日の10日ほど前に、自宅へA4サイズの封筒で受診案内が届きました。 受診案内には、今回受ける検査についての確認書類や検便キットのほか、追加可能なオプション検査の案内などが同封されていました。 事前準備として、 ・検査3日前までにWEB問診に回答(10分程度) ・日を別にして検便を計2回 が必要です。 さらに、今回は受診案内に同封されていたパンフレットの中で気になった「卵巣年齢検査」をオプション追加してみました。