2024年百名店に初選出! 上質ホルモンを地元価格で提供する駅前立地の実力店
店主の徳山京介さんは、赤坂の「炭火焼ホルモンかぶん」(すでに閉店、系列店の「KABUN-CHIKA」などは営業中)で皿洗いからスタートし、9年間弱修業。 一時は家業の都合で焼肉店から離れたものの、在日韓国人である徳山さんにとってソウルフードであり大好物でもある焼肉を生業にしたいとの思いから焼肉業界にカムバック。当時はコロナ禍の厳しい状況だったが、これまでのスキルを活かし自らの力でやってみようと2022年8月に同店をオープンした。
小関さん「店主は赤坂の有名店で修業後に独立。東京食肉市場の名店、田島健次商店からの内臓仕入れにこだわりがあり、もちろん、正肉のクオリティも高いお店。とにかく最初は内臓を食べてほしいです。タンとハラミも肉厚でおいしいですが、メジャー部位以外の内臓も食べてみてください! お肉は一切れから注文できるので一人焼き肉にも最適。焼き肉通にも初訪問の人にもおすすめできます。」
同店の売りは、芝浦・東京食肉市場の「田島健次商店」から仕入れる新鮮で上質な内臓肉。 店主の徳山さんは独立後、仕入れ業者を探しに無謀にもアポなしで東京食肉市場へ。「当時は世間知らずだったもので(苦笑)」と振り返るが、その熱心な姿を見て某一流内臓卸の方が「田島健次商店」を紹介してくれたのだとか。
「このお付き合いがなかったら、肉質で勝負する今のスタイルはできなかったと思います。このレベルのタンやハラミは、大金を積んでも仕入れられないので。運の良さとご縁に感謝しつつ、都心のお店でしか味わえないような質のいい肉をリーズナブルに提供する地域密着の店として、今後も長く続けていきたいですね」
これが一押し! 美しいサシと分厚さに見惚れる「和牛極ハラミ」
ステーキのような厚切りが贅沢な「和牛極ハラミ」は、肉の味にこだわる人たちが、こぞってオーダーするメニュー。
未真空(※真空包装して水で冷やし込む一般的な工程を行わず、乾燥させて下処理を行い肉の旨みを保つ方法)の上質なハラミならではの濃厚な旨みとあふれる肉汁に負けないよう、2種類の塩とごま油でしっかり下味をつけてある。