休業要請を全面解除 大阪・吉村知事が会見(全文3完)ゼロリスク目指していない
ガイドライン守らぬ店にはどう対処するのか
毎日放送:毎日放送の柳瀬です。今日、ガイドラインを作って、事業者さんに対してはできるだけ【遵守 00:47:57】をしてほしいというふうなことなんですけれども、このガイドラインをちょっと守るのは厳しいということで、ガイドラインに沿わずに営業したりする店舗やライブハウスとか、そういうものも出てくる可能性もあると思うんですが、そういったガイドラインを守らずに行ったりする店舗であったり事業者さんに対して今後、府としては、もしそういうものが出てきた場合、どう対処される予定でしょうか。 吉村:できる限りこのガイドラインを守っていただきたいと思いますし、ガイドラインをよく読めば、これ、またはこれ、みたいな書き方をしている場面が多いので、できるだけ僕らもその場面を想定しながら、ただ、感染症対策も取りながらというので考えてやってますので、ぜひ、コロナが生まれる前の利益率になるようなお客さんの入り方っていうのは今は難しいかもしれないけども、徐々にこれをやっていくんだということでご理解をいただきたいということは常に発信していこうと思ってます。 どうしてもなかなか守っていただけない事業者さんがあれば、この情報がわれわれのところに入ってくれば、当然これを守ってくださいというのを今、進めてるわけですから、いろんなお願いとか指導をしていくことになるだろうというふうに思ってます。
性風俗店も今日の判断をもって全面解除でいいのか
朝日新聞:朝日新聞の多鹿と申します。以前もちょっと会見で出たと思うんですけど、性風俗について、ガイドラインを順守したらいいですよというお話だったと思うんですけど、現状と、それを踏まえた上で、今日の判断をもって全面解除でいいのかということをお聞かせください。 吉村:性風俗店については、まず業界団体がないということと、われわれもこれは中でずいぶん議論しましたが、ある意味、僕らでガイドラインを作ることも、これはもうできないという判断に至りました。いろんな、できるだけ消毒をするとかいろんな一般的なガイドラインがあるので、そういった意味ではぜひそういった感染症対策を取ってもらいたいと思いますが、性風俗店専用のガイドラインは大阪府としてもやっぱりこれは作れないと、正直申し上げてそういうことだと思います。ですので、一般制度として、一般のガイドラインなんかは作ってますから、できるだけそれを尊重してもらいながら感染防止に努めてもらいたいというふうに思います。休業要請をずっと、だから休業要請をかけ続けるということにはならないです。今日をもって全て、そういった感染症対策をしてもらった上で解除というのが今日の方針決定です。性風俗店だけ残す、性風俗店とデリヘルっていうジャンルがありましたが、それだけ残すということはしません。 司会:次のご質問をお願いします。