キャブコンの初心者に最適、日本初上陸となるドイツブランド「エトルスコ」のキャンピングカー「T5900FB」が注目のワケ
キャンピングカー好きの多くが憧れる海外製の本格的キャンピングカー。まるで高級スイートルームのような豪華装備などが魅力だが、一方で巨大な車体を持つモデルも多く、日本の道路事情では運転のハードルなども高い。 【写真を見る】日本初上陸となるドイツメーカー「エトルスコ」のキャンピングカー「T5900FB」の内外装や装備(24枚) そんな中、全長6m未満で、キャブコンなど国産高級キャンピングカーと同等の車体サイズを持つ輸入モデルがドイツから日本初上陸。それが「エトルスコ(Etrusco)」というブランドの「T5900FB」だ。
輸入販売を手がけるのは、ハイエース・キャンパーのメーカーとして有名なトイファクトリー。同社が2023年より展開している輸入キャンピングカー・ディーラー「ユーロトイ(EUTO-TOY)」で扱う新規機種となる。同ディーラーの関東拠点「ユーロトイ相模原」に展示されたばかりの最新モデルを取材した。 【写真を見る】日本初上陸となるドイツメーカー「エトルスコ」のキャンピングカー「T5900FB」の内外装や装備を詳しく見る(24枚)
■ドイツ発のブランド「エトルスコ」とは 今回紹介するT5900FBは、前述のとおり、ドイツのエトルスコというブランドで製造販売するモデルだ。エトルスコは、あまり聞き慣れないブランドだが、それもそのはず、今回が日本初上陸。設立は2016年と比較的新しく、ドイツ最大手キャンピングカー・ブランド「ハイマー(HYMER)」で知られる「アーウィン・ハイマー・グループ(Erwin Hymer Group)」が立ち上げた新進ブランドだ。
主な特徴は、地中海風でエレガントなイタリアのデザインを採り入れ、洗練されたモダンなテイストと融合させていること。日本でもファンが多いハイマーなどのブランドで培ったディテールへのこだわりとイタリア的なデザインをミックスすることで、ラグジュアリーな雰囲気と高い実用性を両立する。 そんなエトルスコが手がけるT5900FBは、イタリアのフィアットが製造する商用バン「デュカト(DUCATO)」をベースとしたキャブコン(キャブコンバージョン)と呼ばれるタイプ。運転席以外の後方部分を広々とした居住空間にすることで、快適なクルマ旅を楽しめる本格仕様だ。
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