小池都知事が臨時会見(全文1)時短要請期間を1月11日まで延長
あらゆる手段講じて感染拡大食い止めよう
そしてあらためて重要なことを申し上げます。それは医療体制の確保であります。年末年始の医療提供体制、これについては万全を期してまいります。都は診療所などにご協力をいただきまして、すでに3200を超える診療・検査医療機関を指定をしておりまして、現在、都の医師会とも連携しながら、年末年始の診療や検査へのご協力を進めて、求めているところであります。 それから病院などの医療機関でありますが、例年、12月29日から1月3日というのは、だいたい入院を受け入れる人員体制の確保が困難になる、そういう時期ですよね。このことから、国のほうでも医療機関への支援の拡充を行うということが今日、発表されました。都といたしましても、新型コロナウイルス感染症の患者さんの受け入れに対しての支援を充実して、円滑な入院調整ができる体制を確保してまいります。 私はこれまで都民の命を守る、そのことを最優先に考えて、このコロナ対策を進めてまいりました。そのため死亡者を出さない、重症者を出さない、医療提供体制の崩壊を防ぐ、この3つを柱として、さまざまな対策を進めてきたところであります。こうした対策の最前線に立っておられるのが医療の皆さんです、医療従事者の皆さんです。その最前線に立つ医療現場においては、現在も患者さんの命を救うべく、必死にご尽力されている医療従事者の皆さま方がおられる。また、年末年始の書き入れ時に事業者の皆さんにはご苦労をお掛けすることになるわけでございますけれども、この皆さんの事業を守ることも都民の命を守ることと同じであります。よって、都民、事業者、一体となって気を緩めることなく、あらゆる手段を講じて感染拡大を食い止めてまいりましょう。 ご自身と、そして大切な人の命を守る。お1人お1人が感染しない、感染させない。医療崩壊を防ぐ。そのような行動をあらためて取ってください。どうぞご理解、ご協力のほど、よろしくお願いを申し上げます。私から以上であります。 司会:それではこれより質疑に入ります。知事から指名をさせていただきますので、社名とお名前を名乗ってからご質問をお願いいたします。 小池:はい。