小池都知事が臨時会見(全文1)時短要請期間を1月11日まで延長
東京都の小池百合子知事は14日夜、都庁で臨時の記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「小池知事、政府のGo To一時停止を歓迎「都の方針と軌を一にするもの」(2020年12月14日)」に対応しております。 【動画】小池知事、政府のGo To一時停止を歓迎「都の方針と軌を一にするもの」(2020年12月14日) ◇ ◇
年末年始の取り組みは極めて重要
司会:ただ今から小池知事の記者会見を始めます。初めに知事から発言がございます。その後、質疑応答を行います。それでは知事、お願いいたします。 小池:はい。今日は年末年始を中心といたしました、新型コロナウイルス感染症対策について、この会見を持たせていただいております。かねてから申し上げておりますけれども、危機管理の要諦は何か。それは大きく構えて総合的に集中した取り組みを行うということにあります。感染拡大防止、これも同じでございます。 年末年始を控えています。この年末年始を迎えるに当たって、東京都はこの考え方に基づきながら2つのことを要請してまいりました。まず、Go To トラベル、Go To イートにつきましては、1月11日まで一時停止や利用自粛を行うこと。2つ目に、営業時間の短縮についてですが、1月11日まで継続をすること。これらを前提にしまして、必要な財政上の支援を行う、これらについて国に必要な措置を講じるように求めてまいりました。 そして先ほど、政府の対策本部が開催されてGo To トラベルの全国一斉の一時停止などが決定されたところでございます。これはまさに都の方針と軌を一にすると、このように受け止めているところでございます。 現在、感染者数の増加に伴いまして、医療機関には長時間、重い負担が掛かり続けているわけです。そして先日のモニタリング会議でも分析をしていただきました。医療提供体制は逼迫し始めている、このご指摘をいただいたわけであります。感染拡大防止のためには、この年末年始の取り組みは極めて重要であります。この国難ともいえる状況にあって、国と連携しながら対策の手を緩めることなく穏やかな新年がみんなで迎えられるように、都民の皆さん、事業者の皆さんと共に、感染拡大、食い止めてまいりましょう。 それでは具体的に申し上げます。まず営業時間の短縮要請でありますが、現在、23区と多摩地域、各市町村の酒類、お酒ですね、これを提供する飲食店およびカラオケ店に対しましては、12月17日までの営業時間短縮を要請しております。で、あらためて、それ以降、12月18日の午前0時以降、朝5時から夜10時までの間の営業時間の短縮をお願い申し上げます。期間ですけれども、来年の1月11日24時までの25日間といたします。