3府県に「重点措置」西村&尾身氏会見(全文1)関西圏との往来控えて変異株の拡大阻止を
変化に対応した対策を打つのが今回の肝
従って、こういうことがあるので、これからは人々の行動変容に頼るだけでなく、もちろんこれからも一般市民の行動変容、感染の、基本的な感染対策をやっていただく、これはもちろん、これからも重要な柱ですけれども、それに頼るだけではなくて、多様な感染源に対して、より直接的に、より近く、これを今まで、去年の4月のことと比較するとよく分かると思うんですけど、去年の4月はなかなかこういう状況ではなかったので、極力8割、最低7割という接触を、という、かなり幅の広いネット。 今年の第2回、初旬の、2回目の緊急事態宣言は、飲食というものに注意、今回は、今になるとさらにもう少し、感染の現場ですよね。に、感染が起きている場所、先ほど大臣の感染源というものに、より、今までよりは近く、より直接的な介入というのが必要になって、ウイルスの感染症の変化に伴って、われわれもその対応、それの変化に対応した対策を打つ、これが今回の肝だと思います。 さて、次ですね。この、今、多様な感染源に対するより直接的な介入ということで、どういうことをすればいいのかということで、今回の政府の提案、基本的対処方針に書かれたことを、われわれの文脈から、専門家としてのまとめ方をすると、いわゆるこれは、皆さん、いわゆる重点措置、まん延防止等重点措置というものは比較的、飲食店への時短ですよね、ということと、ほぼイコールというふうな印象が一部あると思うんですけど。
今の感染状況をなんとかしたい
実はもちろん、このまん延防止等重点措置、重要ですけれども、私たちは、これも重要ですけど、今、なんで今こういうことを、今日の会議なんかをなんでやったのかというと、何も重点措置、これをただ適用したいということじゃなくて、今の感染の状況をなんとかしたいということですよね。今のこの状況をなんとかしたいという意味で、この重点措置も使うけれども、それ以外の対策もやるということで、これをわれわれはパッケージ、重点措置とパッケージということが非常に重要だと思います。このことは強調しても強調過ぎることは、何か時短だけというような感じではなくて、こういう。 復習ですけれども、今、大臣がもう言っていただきましたけど、こういう飲食店の見回りということですよね。ここで赤く書いたのは、この前の諮問委員会のときに、私どもはあの局面、今の局面は自治体や国が、今まで以上に汗をかく局面だと申し上げましたけど、いったいどういうふうに汗をかくというのは、これがこういうことで、例えば飲食店の見回りというようなものは、あまり今まで議論され、一部の県でやってますけども、こういうことに汗をかいてほしいということです。 それから店舗に対してはお客さんになるべくマスクを着用、なかなか飲食店の人、言いづらいですよね。お客さんは神様ですから。その人に必ずしもみんなが合意してくれるわけ、だけど、こういうこともやってもらう要請。それから距離の確保、これは飲食店のお客さんの距離も、前も言ってますよね。1メートル、2メートル。それから入場者の整理っていうのは、なるべく家族以外の4人うんぬんということは、もう何度か言っているところです。 それからアクリル板というようなこと、それからもう今、大臣からあった、事業規模に応じた協力金とか、感染防止を実施しない者の入場制限とか、かなりここは強い、今までも対策で、これが、ここに書いてあるのが重点措置、法的なものに、法的フレームというか、に関係している。 パッケージですから、その他の対策というのも重要で、自粛ということですけど、特に私ども、今日も、きのうのアドバイザリーボードでもそうですし、今日の分科会でも、外出自粛と不要不急というのは、これからもできればやっていただきたいですけど、今、変異株の問題がありますから、特に県を越えてといっても、今、変異株がどんどん多くなっている地域、今回でいえば関西地域からの、県を越えて外に行く、あるいはそこへ行くというようなこと、これは県を越えての普通の家という自粛ということを、これはぜひ強調させていただきたいということであります。 【書き起こし】3府県に重点措置初適用 西村大臣らが会見 全文2に続く