小池都知事が記者会見10月9日(全文2完)ロックダウンに言及は正しかった
今後の豊洲市場活性化に向けて考えがあれば
日本経済新聞:日本経済新聞、亀です。この週末で豊洲市場が開場から2年ということになります。コロナ禍で商品のカテゴリーにおいてはかなり売り上げが厳しいものがあったり、インバウンド中心に観光客がちょっと寂しいような状況にありますが、今後の豊洲市場の活性化に向けて、知事のお考えがありましたらお願いいたします。 小池:豊洲市場も開場して2年を迎えます。このコロナ禍において生鮮食料品の流通の中間に位置するわけですね、豊洲市場っていうのは。非常に大きな影響を受けた業界の1つです。特に外食の需要が一気に落ち込んだということであります。こうした中でも都民の食を支える市場を継続できているというのは、市場関係者の皆さんが感染拡大の防止にさまざまな取り組みを行っておられるということで、それが1つと。 それからコロナ禍でもEコマースという、市場が新しい道といいましょうか、急速な進展を遂げているEコマースなど、急激な社会変化も起きている中で、これらのことについても取り組んでおられるということです。 魚の種類、魚類によってはいわゆる料亭向けのものがなかなか売れないとか、いやいや最近は男子厨房に入るということで、男性方がそういうある意味、高級魚を買ってこられて、そして調理にトライしておられるとか、いろんな話も聞くわけでありますけれども、逆にスーパーで売られる魚については非常に売れ行きがいいとか、ですから外食じゃなくて今度はおうちのほうでの需要が増えたとか、この間の状況を見ましても、それこそ調査してもいいぐらいの変化をこの間、見せたと思います。 今後とも市場関係者の皆さんの持っておられるエネルギー、活力とそれから創意工夫あふれる取り組みを都として支援していきますし、何よりも都の市場でありますので、豊洲市場もさらに活性化させていきたい、またほかの、合計11ありますけれども、市場についてもさまざまな創意工夫で活性化していく必要があるというふうに考えております。ありがとうございました。 新宿新聞:お願いします。 司会:本日の記者会見、終了いたしました。 小池:じゃあ、どうぞ。