堀口恭司が炎上系YouTuber「シバター」を語る
堀口は体重差のあるRIZINスタンディングバウト特別ルールでの対戦となった元K-1戦士の皇治vs元PRIDEの”レジェンド”五味隆典のカードには「どうなんでしょうね」と興味を抱かなかった。 また2017年にRIZINのバンタム級トーナメントの1回戦で対戦、堀口が1ラウンドKOで倒した43歳の所英男がレスリングのリオ五輪銀メダリスト、太田忍をグラップリングでタップさせてプロの洗礼を浴びせた試合は「だいたい勝敗の予想はついていた」という。 「ほんの数か月で総合の技術を身につけるのは無理なんですよ。昔の総合とは違います。昔は、レスリングの五輪メダリストのように一芸に秀でていれば、そこで勝てる世界でしたが、今の総合は、そういうレベルにはないんです。モニターで、ちらっとだけ見ましたが、所さんのグラップリングを太田選手は最初、力で返していましたよね。あれでは体力が持たないだろうと見ていました」 UFCファイターら世界のトップが集結する米国フロリダのATTを練習拠点にしている“世界基準”の堀口ゆえの鋭い分析だろう。 最後に。 YouTubeでHIROYAと対談するなど、まだまだRIZINネタの余韻で話題作りを続けているシバターが、この記事を読んで「しめしめ、また美味しいネタが…」とばかりに堀口に絡んでこないことだけを願って…独占インタビューの第二弾を閉じたい。 (文責・本郷陽一/論スポ、スポーツタイムズ通信社)