菅首相が会見 「宣言」延長・7府県追加(全文2)迅速な病床確保のため法整備検討したい
自民党総裁選の再選を目指すのか
読売新聞:読売新聞の黒見です。総理に自民党総裁選について追加でお伺いいたします。基本的なことで恐縮なんですが、総理は自民党総裁選には当然出馬されて再選を目指されると。その上で秋以降も、新型コロナ対策をはじめとする国家運営を担われるというお考えでよろしいでしょうか。 菅:私自身、秋の総裁選に出られるのかという、もうテレビ局から質問ありました。その際に、総裁として出馬するには、時期が来ればそれは当然のことだろうと、こう思うという答えをしています。それに変わりはありません。 司会:それではドワンゴの七尾さん、どうぞ。
選手村をコロナ専用病院として活用する考えはないのか
ドワンゴ:連日お疲れさまです。ドワンゴ、ニコニコ、七尾です。よろしくお願いします。先ほど病床のお話ありましたけれども、コロナ専用病院の必要性についてお聞きします。総理主導でワクチン接種について急速に成果を上げてきた、これ事実だと思います。その一方で、東京都内では自宅療養者が2万人を超えました。救急車の搬送困難事案も増え、死に至るケースも残念ながら増えてきております。東京五輪・パラリンピックの選手村として使用されている大型マンション、HARUMI FLAG、これ、3200戸分の販売はこれからだと報じられております。 東京都は念頭にないようですので、国が繰越金の30兆円の中でマンションを買い取って、不足するリソース、医療事業者につきましては、比較的余裕のある他の自治体からの派遣、あるいは看護師さんらの業務軽減に向けた早急なデジタル化を進めることによって、選手村をコロナ専用病院として活用するお考えについてお聞きします。 また、もう1点。早急に総理ご自身がオンラインなどで自宅療養されている方と対話して、状況をより詳しく把握するお考えについてもお聞きします。よろしくお願いします。 菅:選手村を病院にするというご提案でありますが、分譲マンションのうち相当数は、これ、販売済みだというふうにも聞いております。また、今後の活用法については、東京都や所有者である民間事業者の間でやはり決められるものと聞いています。全国で新規感染者数が急増して、これまで経験したことがないような感染拡大が続く中で、やはり最も重要というのは、必要な病床やホテル療養施設を確保して、さらに自宅にいる方であっても適切な医療を受けられる体制をつくることだろうというふうに思います。自治体と連携して、地域のあらゆる資源の活用を俎上に乗せて、これは今、連日のように検討をしているところであります。また、検討しながら実施に移しているところです。 自宅で療養する患者の方々については、しっかりとこの状況を把握した上で、必ず連絡を取れる体制、ここが極めて重要だというふうに思っています。そのために電話による診察などの体制を、ここは自治体と連携をしながらしっかりと、これ、応援をしていくというふうに思っています。私自身がオンラインなどで自宅療養される方と面会して、状況を詳しく把握したらどうだということであります。私、コロナにかかった方で、自宅で過ごされて回復した方からお話は伺っております。 司会:それではテレビ朝日の山本さん、どうぞ。 【書き起こし】菅首相が会見 「宣言」延長・7府県追加 全文3に続く