ところでWindows 10はいつまで使えるの? Windows 11への乗り換え方法は?
まず、Microsoftの「Windows 11ディスクイメージ(ISO)をダウンロードする」ページで「ダウンロードを選択する」から「Windows 11(multi-edition ISO)」を選択(上写真)。言語は日本語を選択して「64bitダウンロード」をクリックしましょう(下写真)
次に、Rufus公式サイトより「Rufus」の最新版を入手します。24年8月時点では「rufus-4.5.exe」が最新版でした。
Rufusを起動したら、デバイスで使用するUSBメモリを選択し、画面に「Win11_23H2_Japanese_x64v2.iso」をドラッグ。続いて「スタート」ボタンを押しましょう。
カスタム画面が表示されたら「Remove requirement for 4GB+ RAM,Secure Boot and TMP 2.0」にチェックを入れて「OK」を押します。ちなみに、USBメモリの中身はすべて消去されるので、絶対にデバイスを間違えないように注意しましょう。
作業が終わり、USBメモリをパソコンに差し込むと「CCCOMA_X64FRE_JA-JP_DV9」というドライブが自動的に開くので、このなかにある「setup.exe」をダブルクリックしてWindows11をインストールします。 いかがでしょうか? Windows 10の最終サポート期限は2025年10月14日です。それ以降はパソコンが危険な状態になりますので、早目に、Windows 11にアップグレードするか、Windows 11対応パソコンに買い替えるようにしましょう。 また、Windows 11のシステム最小要件をクリアできないパソコンでも、メモリやストレージを交換することでクリアできる場合もありますし、TPM2.0をクリアできない場合でも、Rufusを使用することでWindows 11をインストールできる可能性があります。 もちろん、パソコンに詳しくない人にはかなり難しい作業になるでしょうが、編集部で実験してみたところ、システム最小要件を満たしていない古いパソコンでも問題なくインストールできました。もちろん、その後のWindows 11のアップデートも可能でしたので、試してみる価値はあるでしょう。
すずきあきら