【2024 スーパーフォーミュラ第4戦】坪井翔が今シーズン初優勝!第1回瑶子女王杯を制す
ピットアウトのタイミングでも「死闘」を展開
日曜日の決勝レースは記念すべきレースにふさわしい快晴で、多くの観客がサーキットに来場。2日間で延べ49200人が来場したことがのちに発表されている。 しかしフォーメーションラップでは波乱が。5番グリッドにつけていた太田のマシンにトラブルが発生し、マシンはガレージに。勢いに乗る太田がまさかのレース前に戦線離脱となってしまった。 気温32度、路面温度34度のドライコンディションの中、1台減となった20台による41周のレースがスタート。ポールシッターの福住がスタートを決める中、2番グリッドスタートの岩佐が失速し大きく後退。スタートと同時にリアクションするも、マシンがストールしてしまったのだ。 岩佐に代わり、大湯が2番手、3番手には牧野が上がり福住を追う。その後方では12番グリッドからスタートした阪口はスロットルトラブルによりヘアピンでストップ。コース外でマシンが止まったため、レースは止まることなく続行となった。 スタートを決めた福住は優勝に向けて快調に飛ばし、大湯に対し2秒のギャップを築きレースをリード。2番手の大湯の後ろでは坪井が3番手に浮上し表彰台圏内に入ってきた。 ピットウィンドウがオープンとなった10周目になると、上位勢では牧野と野尻がピットストップを敢行。トップの福住を初め、大湯、坪井のトップ3はステイアウトを選択し、戦略が分かれた。 ステイアウト組では福住と坪井が安定したペースで周回を重ねる中、大湯のペースが落ちてきた。坪井が大湯の背後につくも、13周目にピットイン。トップ3で最初に動きを見せた。 早めにピットストップを終えペースの良い野尻が、ピットアウトした大湯をオーバーテイク。しかし、大湯も負けじと応戦し1コーナーのインサイドから再び野尻の前に躍り出た。 トップの福住は14周目にピットイン。ここまで完璧な走りを見せていた福住だったが、ここでまさかのアクシデントが発生する。なんと左フロントタイヤの交換に時間がかかり大きく後退。痛恨のピットミスで優勝戦線から脱落してしまったのだ。
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