【更年期のセルフケア】安全ですぐにできる、膣の乾燥委縮ケアベスト4 老けないための「更年期から始めるシニアケア」
写真は、私が使っているものです。データをしっかりとっているブランドのものを選んでいます。世界113カ国で使われ、イギリスの産婦人科では処方箋で出されているものです。石油由来成分を使わず、グリセリンフリーです。グリセリンは、肌には良い原料ですが、粘膜には刺激になるからです。写真左は膣の保湿用ジェル。右はサラサラとした粘液のような性交痛対策専用ジェル。使い分けます。舐めても、口に入っても良い成分でできています。
写真は、OurAge(アワエイジ)の最近のコラムでも書きましたが、外陰部の保湿に使う『ホホバオイル』です。ジェルが手に入らない方は、ホホバオイルを膣の保湿に使っても良いと思います。主成分のワックスエステルは人の体が本来持っている保湿成分です。余計なものが入っていないピュアなホホバオイルをお探しください」
③ 膣が狭くなっているなら、広げる努力を! 「長い間、定期的に使用していなかった。または、ご病気の治療が元で、膣がとても狭くなってしまっている場合があります。放置するとさらに狭くなってしまい、検診や診察もできなくなってしまいます。『ダイレーター』と呼ばれ、膣を少しづつ、元の長さ深さに戻していくものです。少しづつ元に戻るように練習していくものです。①の膣のホルモン補充や②の保湿潤滑ジェルと組み合わせてお使いになると良いと思います。産婦人科でも取り扱っていると思います。
写真は、ダイレーター。海外では一般的ですが、日本ではあまり知られていません。このダイレーターは産婦人科でも扱われています。通販でも探せます」
《ダイレーターでなく、膣トレボールを代用してもいい!》 「また、ダイレーターまではいかないが、膣を狭くしたくない方には、膣トレボールもおすすめです。尿もれ対策や骨盤底トレーニングのために使う、膣トレボールをダイレーターの代わりに使っても良いと思います。膣トレボールも色々なものが売られていますが、体の中に入れるものですので、アレルギーを起こしにくい、素材の安全性をしっかりうたっているものをお選びください。