小池都知事が記者会見6月12日(全文2)自粛再要請のあり方検討したい
東京都の小池百合子知事は12日、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都小池知事が定例会見(2020年6月12日)」に対応しております。 【動画】東京都小池知事が定例会見 ◇ ◇
東京都つながり創生財団を創設
小池:それから2番目のお知らせでございますが、こちらはつながり創生財団。東京には多くの外国の方もお住まいでございます。この財団は、在住の外国人支援、ボランティアの推進など、人と人とのつながりで地域コミュニティーの活性化を図るために都が新たに設立をするということで、コミュニティーの活性化を支援する新たな財団の名称についてお伝えをするということであります。一般財団法人東京都つながり創生財団であります。 初代の理事長には、昨日開催しました財団設立時の理事会において、異文化コミュニケーターで東京女子大学教授でいらっしゃるマリ・クリスティーヌさんが選任をされました。マリさんは異文化交流に関してさまざまな活動を行っておられまして、また、自ら代表をお務めのボランティア団体での活動も活発に行っておられます。多文化共生社会、そして共助社会づくりに関する分野での幅広い活躍は皆さまご存じのことかと思います。そこで、これまでのマリさんの知見を存分に生かして、初代の理事長として力を発揮いただけるものと期待をいたしております。
練馬城址公園整備で西武鉄道らと覚書締結
今後、必要な事務手続きを進めまして、設立は10月の1日。順次業務を開始してまいります。そして具体的には、さまざまな人が安心して暮らせる多文化共生社会づくりとして外国人相談体制を整備したり、相互に助け合う、共助社会づくりとしてボランティア、そして文化、この定着。それから町会とか自治会などの地域コミュニティーの活性化支援に関する事業も推進をこの財団でしてまいります。新たな財団のこれらの取り組みで、新しい日常での都民1人1人が輝ける社会、これをぜひ実現したいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。 3番目のお知らせでありますが、練馬の、分かりやすく言うと豊島園ですね。練馬城址公園、これは仮称であります。この整備に向けて今日、西武鉄道株式会社など関係者と覚書を締結いたしましたので、そのお知らせです。この練馬城址公園ですけれども、練馬区の中央部に面積が約27ヘクタールありまして、そこで計画された公園であります。これからの整備を予定しております。 練馬城址公園の基本目標でございますけれども、都民の憩いの場となる緑と水、そして災害発生時の避難場所などとなります広域防災拠点、そして多様な交流活動が行われますにぎわい、この3つが柱になっています。これらの目標の実現を目指して関係者間で連携、協力をしていくというものであります。この計画地にあります豊島園、この土地所有者が西武鉄道株式会社であります。それからワーナー ブラザース ジャパン合同会社などの関係者と今後の公園整備に向けた覚書を今日、締結したということであります。 対象区域ですけれども、ちょっと航空写真をご覧いただきたいと思います。このように大変広い地区になっておりまして、大正15年に豊島園が開園をして、有名なのはカルーセルエルドラドという、とてもロマンチックな回転木馬があるところですね。大正15年に豊島園、開園をいたしまして、90年以上地域に親しまれているわけであります。 計画地の北東部のほうには、ワーナー ブラザースによります「ハリー・ポッター」シリーズのスタジオツアー施設の設置が検討をされているものであります。このワーナー ブラザースが造る施設ですけども、世界で2番目のスタジオツアーのツアー施設の場所となります。1つ目がロンドンです。2つ目が東京ということで、「ハリー・ポッター」と都立公園との調和を図りながら検討を進めていただいているということで、大変地域にも価値が出てくるのかということで、うれしく思うところでございます。