東京都、12日から「ステップ3」に パチンコ・カラオケなど営業再開、「アラート」は解除
東京都の小池百合子知事は11日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため休業要請の緩和段階を12日午前0時から「ステップ3」に移行させることを明らかにした。そのうえで「経済社会活動が全面的に営まれるという新たな局面に入る。新型コロナウイルスとともに生きていく、ウィズコロナの新しいステージだ」と述べた。また「いざ第2波がきたときにはそれに備えた適切な感染拡大防止策を講じていく」とも語った。 「ステップ3」にはカラオケやパチンコ店などが含まれるほか、居酒屋を含む飲食店では営業時間を夜12時(ステップ2では夜10時までだった)まで延ばすことができるようになる。さらに、19日からは接待を伴う飲食店、ライブハウスについても営業を認めることとした。 「ステップ3」移行で休業要請が緩和される主な業種は以下の通り。 ・カラオケ ・バー ・スナック ・ネットカフェ ・ストリップ劇場 ・マージャン店 ・パチンコ店 ・ゲームセンター ・遊園地 小池知事は都民に対しては「手洗い、マスクも熱中症を考えながら着用してもらいたい、ソーシャルディスタンスを確保すること、3つの密を避けた行動。新しい日常なんだと。ウィズコロナの新しい日常だと念頭に置きながら日々の活動をしていただければ」とメッセージを発した。
「東京アラート」解除
同ウイルスの感染拡大について都民に警戒を呼び掛けるため今月2日から発動していた「東京アラート」を解除するとも述べた。発動期間中はレインボーブリッジと都庁が赤くライトアップされていたが、11日午後11時からは虹色に変わるという。