小池都知事が記者会見6月12日(全文2)自粛再要請のあり方検討したい
アラートは当分出さないのか
東京新聞:すいません、念のため確認なんですけど、そうするとこの現行の緩和アラートの目安という数字が超えたとしても、アラートを出すということはもう当分ないということですか。 小池:そうですね。これまでの考え方、これまでの環境などをベースに作られた指標でございますが、これからの新しいステップというか、新しい環境に、新たなステージに入るということから、それにふさわしい体制をつくっていくということになります。それはできるだけ早くしてまいります。 東京新聞:もう1点、すいません。東京都知事選への対応についてお伺いしたいんですが、本日夕方に対応については会見をしていただけるということなんですけれども、この時期にそういった場を設けられたその判断の理由というところだけ教えてください。これまでの知事は新型コロナ対策に集中するためということで言及を避けておられました。新型コロナも一段落したというご認識でこのタイミングを選ばれたのでしょうか。 小池:詳細についてはすでにお知らせをしているかと思いますけれども、このあと場を設けていきたいと考えております。ただ、考え方としましては、やはりきのうの審議会などを経まして、新しいステージに入ったという、また新しい日常へ入り、その準備ができたということでございまして、1つの区切りであり、かつ議会における補正予算も通ったということで、これらの環境を考えてのことでございます。詳細については夕方ということでよろしくお願いいたします。 東京新聞:ありがとうございます。幹事社質問は以上です。各社の質問に移ります。社名と名前を述べた上でご発言ください。よろしくお願いします。 小池:じゃあ、はい。
事業者への追加支援策はいつまとめるのか
共同通信:共同通信の恩田です。今日からステップ3で経済も全面的に再開するかと思うんですけれども、まだまだ事業者の方は苦しい方も多いかと思うのですが、知事、以前、追加の支援策に関してもおっしゃっていましたけれども、その検討状況はいつごろまでにまとめるといった想定があればお聞かせください。 小池:これにつきましては今日ちょうど国会で、この時間、もう成立したんでしょうか。家賃支援などを含む補正予算が成立したかと存じます。そこで東京都に対してどれぐらいの形で国から支援が来るのかどうなのか、それらを見極める必要があろうかと思います。また、それによって内容については詰める必要があろうかと思います。内示がどの段階で来るのか待ちながら、いろいろこの間、事業者の方々、厳しい中におられたわけでございまして、何を支援するのが最も、支援と言いましょうか、どう後押しするのが最も効果的なのか、それらを見極めながら進めていきたいと考えております。