大阪市・松井市長が定例会見10月22日(全文4)政治家としての資質を疑う
子のいない専業主婦家庭は脱税と同じ、との発言をどう思う?
毎日新聞:脱税と同じ犯罪行為であると。 松井:犯罪じゃないよ、そんなもん。その家庭の事情やろ、そんなもん。別に働く必要がなかったら家にいたかったらそれでいいやんか。 毎日新聞:その意味するところとしては、男女平等みたいなところで、生産性を上げていこうみたいなそういう意味合いでおっしゃってる。 松井:生産性を上げなくてもやっていける人は上げんでいいやんか、そんなん。 毎日新聞:【***** 01:22:20】。 松井:いや、だから働きたいのに働けないというのは駄目やけど、それは人、1人1人、人生があるんやから、それはそんでいいんじゃないの。
防災を優先すべきとの考えをどう思うか
横田:フリーの横田一ですけども、都構想よりも防災を優先するべきだとおっしゃっている河田教授が問題視しているのは、1つが淀川の鉄橋の高架化、一番危険なところと言われているところなんですが、これは完成までに10年以上掛かると。このペースでいいのかどうかというのが1つと、もう1つは三大水門の老朽化で耐震性強化が必要だと。ただこれ、方針の検討してるけども、まだ具体的に決まってないと。都構想で、人、お金を切り取るというよりも、こういう防災を優先するべきではないかと考えについては、どう捉えておられるでしょうか。代表として【***** 01:23:24】。 松井:まず三大水門については、僕が知事時代に三大水門の老朽化率を考えながら更新をするという方針は決定してます。で、あの三大水門も人力で動かしてた部分があります。津波のときに人がそこで動かすなんていうのは非常にリスクがあるんで、やっぱり遠隔操作で三大水門を開け閉めできるようなそういうふうにやっていこうという方向性は出して、これはもう大阪府で検討に入っていると思います。 それから、あれでしょ、阪神の鉄橋の話でしょ。低いから。あれは、そもそも遅過ぎるんです、着工すんのが、今まで。なぜできなかったのか、お金がないからです。あれ、着工に踏み切ったのも僕が知事のときです。だから、河田さんも言うのは簡単だけど、言うのに対しての財源を今まで稼げてこなかった、大阪は、府と市も。だから問題ですよというのが大阪都構想。 それは、今の災害対策もどんどん僕らもやりたい。でも財源が、裏付けがないからできなかった。もう1つは、南海トラフの防潮堤も大阪府と大阪市が意見が合わないから放ったらかしだったの。一番低い此花だとか西淀川のエリア、あの河田さんというのはそれも分かってないんかなと。 この間、電車の料金も上がるとか、訳分からん関係ないことも言ってたんでね。だから、もうちょっと本当に現場の、防災の現場の災害対応に対して現場の実情をしっかり捉えられた、そこをしっかり認識された上で発言されたほうがいいと思う。あれを、大学教授であんだけ無責任な発言してたら、もう状況を知らずにね、あまりにもちょっとおかしいんじゃないのと思います。 横田:だから南海地震がいつ来てもおかしくないと、集中豪雨で淀川が氾濫するリスクはもうあしたにも来てもおかしくない切迫した状況なんで、都構想にお金を掛ける手間暇を掛けるよりはまずは防災優先ということが、河田教授の主張だと思うんですが、それについてはどうか。 松井:だからやってるじゃないですか、もう、今の。 横田:いや、遅すぎると。 松井:遅すぎるって。