大阪市・松井市長が定例会見6月24日(全文2完)大阪だけ良ければいいとは思っていない
医師会の中での方向性は大事にするべき
今の、医師会のコロナ対応のさまざまな役割、担っていただいている役割を考えたときに、往診まで全てできるかということになると、それを一番分かられているのが茂松会長であり、医師会の皆さんですから、その皆さん方も別にサボっているわけじゃないんで、今休みなくやっていただいてますんで、だからそこはやっぱり医師会の中での方向性というのは、僕はやっぱり大事にするべきだと。 だから吉村知事は、医師会に行って、日本医師会もみんなやれること、やっていない人が多数いるんなら、僕はやってもらえると思いますよ。でも大阪においては、ほぼ開業医の皆さんも1700カ所で個別接種をやっていただいてるし。それから今、大阪市内の集団接種会場も土日関係なく開けてますし。で、インテックスもそうだし。インテックスも9時から9時まで、2交代で回してますし。だからその状況の中で、そもそもの医師会のマンパワーに余裕があるのかと言われれば、ちょっと僕はそこはなかなか計れないなと。その一番現状を知っておられるのが茂松さんですから。茂松さんも余裕があるんなら十分やっていただけると思うけども、今の状態ではなかなかそこまで手が回らんというのが事実ではないかなと思います。
余力的に厳しいのもあるかもしれないが
関西テレビ放送:ただ一方で、4波のかなりの数の自宅療養の方がいらっしゃって、大阪府全体では4波で、19人ですか、自宅療養で亡くなったっていう方がいらっしゃいますが、この方針の、まず届けるというところで言うと、医師会がなかなか余力的に厳しいというのもあるかもしれませんが、次の波に備えてっていうところで言うと、どういうお考えでしょうか。 松井:だからそれも含めて医師会の皆さんにもやっぱり協力いただかなければならないし。例えば重症・中等症のベッドの数も今、これはそこそこの規模の病院で増やしてもらっていますんでね。これはベッドだけ増やしてもそこにマンパワーも必要になりますから。だからそれは理想はどんな状況になっても全ての人の医療的ケアができるというのがそれは理想ですけども、これは何度も言うように、マンパワーもやっぱり有限なわけです。限られてるわけなんで、これはそれを本気でやろうと思うと、やっぱり法律において命令できると、国が。で、その命令に違反した場合は、罰則も伴うというような、そういう法の立て付けがないと無理だと思います。 日本の病院に、各ドクターに、指示、命令できる、それは日本でそういう法律もないわけですから、あくまでもお願い、要請をしてご協力いただいているわけで。で、今、医師会と話をする中では、それは真夜中まで働いてくれといえば、多少はマンパワーを増やすことができるかもしれないけど、そういうやり方は続かないんじゃないですかね。医師会の皆さんは今やれる範囲で精いっぱい僕はやっていただいていると思います。 司会:次の質問をお受けします。毎日放送さん。