京都のタンドリーチキン専門店『セクションドール』。旨いだけじゃない黄金比率の味わいとは
●京都にある「タンドリーチキン」一本で勝負する人気レストラン『Section D’or(セクションドール)』とは?
ある日、「京都の岡崎にスゴいレストランがある」という情報をゲットしました。なんでもその店はメニューが昼も夜もタンドリーチキン1つしかなく、にもかかわらず、ミシュランのビブグルマンまで獲得している人気店だというのです。 黄金比率のタンドリーチキンの画像を見る つまり、この店のジャンルはインド料理レストランではなく、“タンドリーチキン屋さん”ということになります。しかしタンドリーチキンといえば、インド料理店などでカレーと一緒に食べるチキン料理というイメージが強いですよね。 カレーもなく、タンドリーチキン一本勝負で、そこまで人気のレストランとは一体どんな店なのか? 気になりすぎて、先日、実際に京都に食べに行ってきました
タンドリーチキン専門店を訪ねて京都・岡崎へ
店の名は『セクションドール』。場所は京都の岡崎です。このエリアは市街地と東山の中間にあり、平安神宮や南禅寺、京都国立近代美術館などが点在し、琵琶湖疎水が流れる、文化的かつ自然豊かなエリアです。 最寄り駅である京阪電車の神宮丸太町駅を降りて、琵琶湖疎水沿いを東へ歩くこと数10分。お店に到着し、少し困惑しました。タンドリーチキンのお店というのでインド料理っぽい店を想像していたら、まるでフレンチのようなモダンな外観だったのです。
勇気を出して入店すると、店内もガラス張りの空間。テーブルもカトラリーもピカピカでものすごくオシャレ。そしてオーナーシェフと思しき日本人男性が一人。ますます最初に抱いていたイメージと違います。
席に座って手渡されたメニューは、アンティークの宝箱のような箱。開くと、そこにはもちろん「タンドリーチキン」があるのみ。噂は本当だったのです。ここにはタンドリーチキン以外、何もないのです…!
まさに黄金比なタンドリーチキンに感激
無事に注文を終え、待つこと数分、やってきたのがコチラ。お皿には野菜とチキン、それに加えてパンがのっています。何と言うか、想像していたタンドリーチキンとかなり違う姿の料理が登場しました。しかし、ものすごく美味しそう。ここはあれこれ考えず、まずはいただいてみましょう。 このタンドリーチキンと対峙して、まず感じたのは爽やかな野菜の香り。実際、パッと見ただけでも、小松菜や玉ねぎ、カボチャなど、ものすごくたくさんの野菜がのっていて、どこから食べていいのか少し迷います。