大阪市・松井市長が定例会見1月27日(全文1)あと2週間で緊急事態から脱出を
広域一元化・総合区の両条例は2月議会に提出か
朝日新聞:朝日新聞の笹川です。先週、副首都推進本部会議で一元化条例、骨子決定しましたけれども、これに加えて総合区のほう、総合区についての条例案を2月議会に提出するという考えにはお変わりはないでしょうか。 松井:変わりはありません。 朝日新聞:それを提出される場合というのは、一元化条例案と同時にということになるんでしょうか。一元化もパブリックコメントが終わったあとに、2月議会の途中で提出という形になるかと思いますけれども、一緒に出されるというイメージ。 松井:そういう形で考えています。 大阪日日新聞:分かりました。 司会:次の質問をお受けいたします。読売新聞さん。
一元化条例への公明党の対応は
読売新聞:すみません、読売新聞の梅本です。一元化条例に関して、一部報道で公明党が賛成に向けて調整しているというふうな報道も今朝あったんですけれども、そこに関して市長としてはどのように聞いておられるかっていうところを教えてもらえますか。 松井:公明党さんは都構想に賛成。都構想っていうのはもう二重行政を制度として確立させる。もう二重行政のリスクはもうありません、役割分担できるので。そこに賛成されたわけですから。この一元化条例っていうのは今の大阪府と大阪市の形。府市一体で成長、それからその成長のためのインフラ整備、こういうものを一体となって推し進めていくというルール作りですから。公明党さん、これは報道でも出てるように、反対する理由がないというふうには思っています。 自民党も府議会賛成とか言っているらしいじゃない。市議会反対って。一番おかしいよ、ここは。メディアの皆さんも、そこなぜなのか聞きに言ったらどうなの。共産党はなんでも反対だからね、もうしょうがないけどね。 読売新聞:具体的に骨子案が出てから、公明党の幹部の方と市長とはなんかやりとりっていうかお話っていうのはされたりしては。 松井:公明党の幹部の人たちとは、われわれ側から各会派にへの説明会とか、それから公明党からのコロナの緊急要望とか、もう絶えず連絡を取り合ってやっておりますので、そんな中で一元化条例についても、これはやっぱり、これもあくまでもこれで二度と二重行政にならないということには、そういうためのもの、そういう効力はありませんけども、今の形をやっぱりルール化、条例という形でルール化するということでは、人が、例えば僕が市長、代わっても、その条例に基づいてやっぱり運営をしていこうという、そういう1つのハードル。やっぱり二重行政を抑えるためのリスクヘッジにはなると思うんです。 読売新聞:具体的に公明さんのほうから賛成の方向であるとかそういうふうなことを直接、聞かれているわけではない状況ですかね。 松井:いや、今日の記事でどっか書いてたよ。反対する理由がないでしょう、いうことじゃない。 読売新聞:分かりました。 司会:次の質問お受けいたします。朝日放送テレビさん。 【書き起こし】大阪市・松井市長が定例会見1月27日 全文2に続く