大阪市・松井市長が定例会見1月27日(全文1)あと2週間で緊急事態から脱出を
ワクチン接種計画の課題は?
大阪日日新聞:大阪日日新聞の木下です。今のワクチンの接種の関連ですけども、高齢者のところは3月中旬にクーポンで、3月下旬から4月ごろっていうお話だったかと思うんですけども、今、高齢者の方、70万人ぐらいいらっしゃるかと思うんですが、それを、ちょっと今できてるイメージ、先ほどと同じですけども、何カ所ぐらいの会場で、どのぐらいの医療従事者がいて、今、あと、現状でこの辺が課題だと思われてて、それをどうクリアしていくのか、みたいなものがあればお願いします。 松井:いや、何カ所ぐらいというのは、まさに今計画を煮詰めているところです。それから課題というのはまだ具体的な国からの具体的なワクチンがいつ届くとか、そういう具体的な、まだ要請が来ていないと。これは早くいただきたいなと。それに合わせてわれわれ、動いていくわけですから。そこを今、待っている状況です。 それからマイナンバーで管理するという話も出てますけど、これも具体的にどういうふうに管理をされるのか。われわれ、住民の皆さんからカードがない人が8割、7割ほどいらっしゃるんで、それは登録が必要なのかっていう、そういうご意見もありますけれども、あれ、マイナンバーカードというより、ナンバーそのもので管理するって言ってるんで、どういう形で管理をしていくのかっていうのを、詳細をちょっと教えていただかないと、市民の皆さんに分かりやすく説明ができない状況なんで、そこを国から早く、国のほうの考え方を具体的にわれわれに伝えてもらいたいと思っております。
接種へのマイナンバーカード活用をどう考えるのか
大阪日日新聞:それぞれ自治体によって受け止めは違うかと思うんですけど、今のマイナンバーカードの話ですけれども、マイナンバーを導入することでさらに混乱するんじゃないかっていう、おっしゃっている自治体もある一方で、マイナンバーっていうことを前向きに捉えているところもあると思うんですけど、市長ご自身はこのマイナンバーカードの導入といいますか、使用というか、その辺についてはどうお考えなんですか。 松井:これは誰が、いつ、どこで接種したと。それが二度接種要るわけですから、それはきちっと今いわれているように副作用の話もありますからね。どこで誰がどこのワクチンを接種したっていうのはしっかりとやっぱり記録して、国として把握するべきだと思いますんで、僕はマイナンバーを活用するのはごく自然な流れ、当然のことだと思っていますけども、それが具体的にどういう形でマイナンバーを活用しながら接種履歴を確認していくのかって、どういう形で利用するのかっていうのがまだ具体的にわれわれ、示されていないんで、できるだけ個人の負担にならない形でマイナンバーを活用してワクチン接種を全ての国民の皆さんに行き届くように考えてもらいたいと思っています。 大阪日日新聞:ありがとうございます。 司会:次の質問をお受けいたします。朝日新聞さん。