大阪市・松井市長が定例会見1月4日(全文3完)信念があり、明確な政策を打ち出せる人なら
参院選では何を一番訴えたいか
関西テレビ放送:もう1点だけすみません、先ほど参院選の話もありましたが、例えば身を切る改革、文通費の問題はこの次の国会でも出されるっていうこととか。 松井:当然。 関西テレビ放送:憲法の議論も進めたいということで、参院選、政権選択選挙ではないと思いますが、どういったことを維新としては一番に掲げる争点にしたいというふうにお考えですか。 松井:何度も言いますけど参院選でも自民党の過半数割れを目指して、やっぱり自民党を、当面、自民党政府はこれはもう予想できる範囲ですよ。民主党のとき、あんなのもうぐちゃぐちゃなるのは。例えば今われわれが政治理念、信条、政策を横に置いて、野合、談合をやって自民党政権を倒しても国民のためにはなりません、こんなの。もう民主党政権のときにみんなそれはへきえきとしてるわけだから。そもそも考え方の違う人たちが集まって民主党っていうのをつくったけども、結局、党内ばらばらで、ものがまとまらなかった。 僕は当時、知事だったから、もう民主党政府に対しては、とにかくわれわれがいろいろと地方の声を持っていっても、まず聞く窓口がばらばらで、聞いていただく。なんにも動かなかった。これはもう国民にとって非常にマイナスです。やっぱり当面の間は自民党が第一党として政権を担っていくんでしょう。でもその自民党もやっぱりぴりっとしないところがあるので、そこぴりっとさせるためには、岸田総理にものをしっかり聞く、聞いていただくためには、維新の会が無視できない存在になっていきたいと思っています。 関西テレビ放送:そこに至る手段としての例えば具体的な政策とか、その辺りの争点は何を一番に掲げたいっていうのは今のところありますか。 松井:これはもう衆議院で公約を出したのが半年後にまったく違う公約なんてあり得ないのでね。基本は、これまで何度も選挙やってきましたけど、わが党の政策は維新八策という形で12年の総選挙からバージョンアップはしてますけども根幹は変わっていません。だからやっぱりチャレンジできる社会をつくっていく、それから持続可能な日本をつくるということです。 読売テレビ:ほか質問ありませんでしょうか。