大阪市・松井市長が定例会見12月10日(全文1)年末年始は行動自粛をお願いしたい
府に投げている状態になったということか
読売テレビ:昨日おっしゃっていた健康局に投げている状態だったのが、今、それがまとまって府に投げている状態になったということですかね。 松井:うん、そうだね。もう近い間に知事が判断すればわれわれも、もちろん情報発信は知事からしてもらいますけれども、それに向けて準備を、ほぼ整っているわけですけど、やっていきたいと思います。 司会:次の質問をお受けいたします。関西テレビ。
病床確保に向けてどのように要請しているのか
関西テレビ:関西テレビ、稲垣と申します。病床の件についてなんですけれども、7日付で大阪府が各というか、5大病院に対してさらに20床のベッドを空けてくれということで要請をされたと思います。市長も常々、市長のご関係のある医療機関の方になんとか1床でも空けてくれというお願いをされているとおっしゃっていましたけれども、具体的にはどういうふうに今、お願いをしていて、厳しい状況を今、どういうふうに把握されているか教えてください。 松井:厳しい状況って、今、やはり民間病院に、公立病院はもう精いっぱいもうやっています。もちろんそれは公立の役割ですから。公として。だから十三も今は70床対応まではなんとか、マンパワーを含めてやってきましたけど。70床フル稼働をずっとやるとなると、これはやっぱりもう、みんな人間ですから。人としての限界を超えてくるようになります。今はなんとかまだ50床前後ですけども、できればこれは減るほうがいいんで。70床までは受け入れる準備はできていますけども、70床のフル稼働をこれ、何カ月を続けるとなると、そこでの対応しているマンパワーがもう疲弊します。 ですから今の時点からはやっぱり70床にならないような形で皆さんに移動の自粛とかをお願いしてるし、民間病院にも今も協力いただいていますが、1つの病院であと1床、あと2床の中等症のベッドの確保を今、お願いしている状況。 だからそれに対してベッドを、中等症のベッドでそれを患者さんを治療できる体制をつくってもらうためには、その病院のマンパワーも負担が増えるわけですから。それに対してのインセンティブっていうものを今、具体的に詰めているというところです。だからこれは100点満点というか、十分ではないと思います。やっぱり病院側からしたら、いや、それでもやっぱり厳しいってあるかもしれないけども、なんとかそこをご協力いただきたいというふうには思っています。とにかく来年3月まで、なんとかもう少しベッド数を増やしていきたいと、こういうふうに思っています。 関西テレビ:ありがとうございます。 司会:毎日新聞。 【書き起こし】大阪市・松井市長が定例会見12月10日 全文2に続く