大阪メトロ「大みそか」の終夜運転を中止 松井市長が再検討を依頼
30日から来年1月3日まで、土曜・休日ダイヤで運行
大阪メトロ「大みそか」の終夜運転を中止 松井市長が再検討を依頼
Osaka Metro(大阪メトロ)は10日午後、大みそかから元旦にかけ予定していた地下鉄・ニュートラムの終夜運転を中止すると発表した。年末年始の運行ダイヤについては、予定どおり30日から来年1月3日まで、土曜・休日ダイヤで運行するとしている。 【中継】大阪松井市長「市HPで休業要請協力金の詳細を発表する」(2020年12月10日)
大阪メトロに再検討をお願い
大阪市の松井一郎市長は10日午後、定例記者会見でこの大阪メトロ「大みそか」の終夜運転を中止について触れ「大阪メトロでは例年通り運転を予定していましたが、大阪モデルの赤信号が点灯したことから再検討をお願いし、大みそかの終夜運転をとりやめ、終電も延長しないと判断された」と話した。 また「例年と違う運行になりますが、みなさまのご協力をおねがいします」と述べた。
市長「さらなる年始の感染拡大につながらないように」
大阪メトロに検討を依頼したことについて松井市長は「お正月の気分としてはゆるんでしまいます。そんな中において、大みそか、深夜に移動されることで、さらなる年始の感染拡大につながらないように、他の私鉄もそうですが、できるだけ、おでかけにならないような形で大みそかから元日をすごしていただきたいという思いで、メトロに対して検討をお願いし、メトロが終夜運転を中止する判断をいただいたということです」と説明した。
関西圏ではすでにJR西日本や阪急、阪神など私鉄各社が終夜運転の取りやめを発表している。