大阪府・吉村知事が定例会見9月2日(全文1)ホテル抗体カクテルセンター、2カ所目設置へ
ホテル抗体カクテルセンター、2カ所目設置へ
まず実施場所ですけれども、今回ホテルから1カ所選定をいたしました。1カ所のホテルでまず進めていきます。実施の方法ですが、これは往診チームがカクテル療法を実施します。そのホテルにおいて、だいたい1日5名から10名程度、週5日間程度、毎日カクテル療法をやっていただくというふうに思っています。抗体カクテルの対象者にもちろん投与しますが、そのときに問診であったり点滴であったり経過観察、これもやります。これは合計で2時間程度になると思います。 やり方ですが、ホテルのワンフロア、特に低層階ですけれども、低層階でいろいろ酸素投与室とか空けているところがありますので、その低層階に点滴室を設置し、そこで上層階で療養している方に下りてきていただいて、点滴を実施いたします。投与後1時間経過観察をした上で、点滴室で経過観察をしていただいて、そのあとは上層階の自分のホテルの部屋に戻っていただきます。そして24時間体制で看護師さんが経過観察をすることになります。 9月の開始時期ですが、9月の7日火曜日、来週の火曜日から開始いたします。また、その他としまして、大阪府の職員も連絡調整員としてこのホテルに入ります。どうしても、どの患者さんをどの手順でやっていくかって、ロジ周りが必要になってきますので、そのロジ担当として大阪府の職員がそのホテルに入って、医療チームの皆さんにスムーズに点滴ができるように府の職員も配置いたします。医療機関をサポートしていきたいと思います。 これはもう実施いたしますが、これ以外に臨時の医療施設として、大阪府ホテル抗体カクテルセンターを1カ所設置しましたが、2カ所目を設置いたします。ここについては、新たに民間の医療機関にお願いして、ほぼほぼ話がまとまりましたので、9月の中旬ぐらいに2カ所目の大阪府ホテル抗体カクテルセンターを、今やってるホテルとは別のホテルで実施いたします。 できるだけ、今認められた軽症治療として、コロナの直接の治療として、対症療法でなくて直接の治療法として唯一認められているのがこの抗体カクテル療法、ロナプリーブといわれているものなので、できるだけこれを適応者の方に多く治療をして、重症化を1人でも防ぐということをしてまいりたいと思います。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見9月2日 全文2に続く