小池都知事が記者会見12月11日(全文2)誰もが感染のリスクを持っている
感染の拡大がそのまま継続していることなのか
東京新聞:確認ですが、そのままというのは感染の拡大がそのまま継続しているということなのか、水準としては高止まりの状態で続いているという、それはどういう認識なんでしょうか。 小池:それは言葉の認識だとは思いますけれども、その辺りもしっかりと今日の分析を、分科会のほうの分析ももう一度よくその分析を分析させていただきたいと思いますし、政府の分科会ですから、政府のほうでしっかりと対応をお願いしたいと思います。その後ろ。
年末年始の医療体制をどう確保したいか
NHK:すいません、NHKの成澤です。2問質問させてください。まず1点目なんですけれども、年末年始の医療提供体制について伺います。東京都としては医療機関への協力金の支給とか、いろいろ年末年始の医療体制を確保するために、さまざまな取り組み、呼び掛けをしていると思うんですけれども、あらためてどのように体制を確保していきたいと考えているのか、また確保できる見通しというのは立っているのか、その辺を教えていただけますでしょうか。まず1点目、お願いします。 小池:年末年始、こちらのほうも医療機関の皆さま方のご協力を得るために、新たに協力金という制度を創設いたします。こちらは都が指定した診療・検査医療機関が年末年始に発熱患者さんやその診療、検査が行われた場合に、その実績に応じて支給をするということになります。そして都は現在、すでに約3200の診療・検査医療機関がございまして、そちらのほうに年末年始の診療、検査を実施していただきますように、東京都の医師会と連携しながら協力を呼び掛けているところであります。 また、ご協力いただける医療機関の診療予定の日時などについては、その情報をホームページから登録していただくような形になって、この診療・医療機関の登録状況を日々把握していきたいと考えています。東京都の医師会と、この登録状況を共有しながら、必要に応じて連携して、さらなる登録を呼び掛けるなど、取り組みを進めているところでございます。医療機関の皆さんも当然、年末年始休みたい、そう思っていらっしゃる。そういう中でもご協力をお願いするということでございますけれども、そのためにも感染拡大の防止に皆さま方のご協力と、そして心遣いということを念頭に、ぜひよろしくお願いを申し上げるということであります。