【40代、50代】レイナ流メイクの極意/眉メイクの苦手意識を「オノマトペ描き」で克服!
使ったアイテムはこれ 「プロセス2」で使用した色は、中央のブラウン(「プロセス3」でも使用)。粉っぽさがなく、しっとり柔らかなタッチで、毛のないところにもしっかりフィット。
■眉メイクの苦手意識克服・プロセス3 アイブロウパウダーで、「眉尻→眉の中→眉頭」の順に描き進める
「プロセス2」と同じブラウンのアイブロウパウダーをアイブロウブラシに取り、「プロセス1」でつけたガイドの点②と③を、なだらかなラインになるようにつなげる。 「左右両側の眉山から眉尻までが決まったら、アイブロウブラシにパウダーを足さずに、毛流れに沿って、『眉の中は上から斜め下方向』に、『眉頭は下から斜め上方向』になじませて。このときも『すっすっ』とオノマトペを唱え、短いストロークで軽いタッチで描きます」
左右のバランスを見ながら、眉尻→眉の中→眉頭の順に、左右の眉を交互に描き進める。鏡は遠くに置き、顔全体を見ながら行うと、左右のバランスがとりやすくなる。 また、この順番を守って描き進めると、眉頭がいちばん薄づきになり、自然な仕上がりに。
■眉メイクの苦手意識克服・プロセス4 アイブロウペンシルで、まばらな部分を埋める
仕上げに、「プロセス1」で使ったアイブロウペンシルで、まばらな部分を埋める。 「毛が生えていない部分、まばらな部分を埋めるように描きます。薄く見えるところだけでOK。毛1本1本を描き足すように」 ここでも「すっすっ」とオノマトペを唱えながら、短いストロークで軽いタッチで描いて。
最後に、「プロセス1」でつけたガイドの点が目立っていたら、スクリューブラシ(アイブロウペンシルの後ろ側についているブラシを利用)や綿棒でオフ。優しくなでるだけで、簡単に消せる。
──「眉を思い通りに描けるようになると、顔立ちが生き返ったようにパッと華やぎ、鏡に映った自分に自信が持てます。その自信は一日中続き、その日の過ごし方や立ち居振る舞いまで違ってくるほど。『眉は生きる力を与えてくれる』と私は思っています」 確かにレイナさんの「眉メイク前」と「眉メイク後」を見比べても、「眉メイク後」のほうが明らかに自信に満ちた幸せ顔に見える。眉メイクはただきれいになるだけでなく、その日の活力まで与えてくれるということ! レイナ流の眉メイク、ぜひお手本に。 【教えてくれたのは】 レイナさん メイクアップアーティスト。1978年生まれ。大学卒業後、大手化粧品メーカー勤務を経て独立。その人本来の美しさを引き出すメイクを得意とし、文化人からの指名も多数。女性向け媒体のメイク特集などで活躍するほか、完全予約制のメイクレッスンサロン「Crystalline(クリスタリン)」を主宰。著書も多く、近著に『45歳からの自分を好きになるメイク』(主婦と生活社)などがある。YouTubeの「REINA CHANNEL」でレイナさんが実演するメイクレッスンも必見! 撮影/藤澤由加<人物> ヘア&メイク・モデル/レイナ 取材・文/小田ユイコ