オミクロンの亜系統「BA.5の増え方が全然違う」大阪・吉村知事会見7月6日(全文2)
今のルールのままなら4回目接種は間に合わない
吉村:感染者に対してのワクチン接種率というのは全て取ってるわけではありませんので、なかなか分析としては難しいところだと思っています。ただ、でも今、全年代で増えてきてるというところもありますので、やはりコロナに感染したときに、よりダメージが大きい高齢者の皆さん、そしてもともと介護度が高くて入院されてるような施設にいらっしゃるような方、そこにできるだけウイルスが入ってこないようにする。あるいはもし入ったときには即座に、早期に、早く対応すると、そういったところをこの間準備してきたところでもありますので、そこの警戒度を高めていくということが重要だと思ってます。 3回目接種についてはもうほぼ高齢者、90%終わってますので、ここはほぼ達してると思います。ただ、その効果がどこまで持続するかどうかは、ちょっとここはもう専門家じゃないと分からないと。接種自体は特にリスクの高い層についてはもうほぼ終わっていると。そして4回目接種が始まってますけども、これはいつでも受けれる体制が整ってますので、これをやると。ただこれ、5カ月の期間があるから、5カ月の期間っていうのを逆算していったら、もし今回波が起きたとしたらそれもちょっと間に合わなくなるんじゃないかなと、この5カ月を取っ払わない限りは、あるいは接種券を取っ払わない限りは。 一番ピークで接種の5カ月のタイミングが来るのは7月の下旬から8月の上旬、中旬辺りに5カ月過ぎた人のピークがきますので、今、もう7月の頭ですから、もしこれが本当にこの入り口と同じように動くとすると、7月の下旬、8月の上旬、中旬からワクチンを打っても4回目接種としてはもう間に合わないというタイミングだと思います。これを間に合わせるんだったらもう5カ月のあれをやめる、だから接種券もやめると。ワクチンはありますから、そういったことを国が判断するぐらいやれば違うかも分かりませんが。今のルールのままでいくと4回目接種はもう間に合わないというふうに思います。 あとはだから3回目接種をしたのが、そういった意味で2月ぐらいがピークになるので、重症予防効果というのはあるともいわれてますから。感染予防効果はちょっと低下してるかもしれませんが、重症予防効果がどこまで作用するかというところだと思います。 共同通信:ありがとうございます。そうしましたら各社さん、発表項目についてご自由に質問お願いします。 司会:では次に読売新聞さん。