立憲民主党大会後、枝野代表が会見(全文1)公示日までに政権の選択肢に
政権構想はいつまでに提示したいか
毎日新聞:毎日新聞の宮原です。よろしくお願いします。今日、代表、立憲が目指す社会像として誰一人取り残されることのない社会というのをおっしゃったと思うんですが、これまで支え合いの社会というようなことを代表、おっしゃっていたことが多かったと思うんですけれども、少し言い方が変わったなと思いまして、この、誰一人取り残されることのない社会、これまでの言っていたものとどういうニュアンスの違いがあるのかっていうことが1つ。 あと関連して、今回のあいさつの中で代表は政権構想をつくり上げるとおっしゃいましたけれども、いつまでにどういったものをというのがあるのか。また、年末まで基本政策の策定を進めていたと思うんですけれども、そちらは今ストップしていると思うんですが、選挙が近いことを考慮して政権構想づくりを優先させるということになるのか、その辺りのお考えをお願いいたします。 大串:それでは代表、お願いします。 枝野:前段のほうの話はあまり意識していません。基本的には同じことをどういう側面から申し上げているかということの違いだと私は思っております。互いに支え合うことによって誰もが置き去りにされない社会が出来上がっていくと。互いに支え合うということはたぶん動きであって、結果が誰一人取り残されない社会になるということで、あまり違ったことを言っているつもりはありません。 後者ですが、まさに選挙の時期がいつになるのかが分かってない段階でスケジュール的なことを確定的に申し上げることはできません。それから基本政策と政権政策、政権構想との関係ですが、今はとにかくこのコロナの異常事態、緊急事態ですので、とにかく今はこれに全力集中しなきゃならないという状況であります。その状況が緩和をされるのと選挙のタイミング、つまり政権構想を打ち出さなければならないタイミングとがどういう関係になるのかということを見据えながら判断していくことになると思っています。 大串:それでは引き続いて、フリーの宮崎さんお願いします。