立憲民主党大会後、枝野代表が会見(全文1)公示日までに政権の選択肢に
どのようにして支持率を上げていくのか
NHK:よろしくお願いいたします。ご質問です。立憲民主党を中心に政権交代を目指す考えを枝野代表は強調されましたけれども、支持率は低迷が続いていて、政権の受け皿になれているとは言い難いのが現状だと思います。今年の衆議院選挙に向けて、どのように支持率を上げていくお考えでしょうか。また国民民主党をはじめとする野党の連携をどのようにお考えでしょうか。お願いいたします。 大串:じゃあ引き続いてお2人目の共同通信、玉井さん、お願いします。 共同通信:共同通信、玉井です。聞こえていますでしょうか。 枝野:はい。 共同通信:そうですね、党員、協力党員、パートナーズという形で党をサポートする制度を整備なされたかと思うんですけれども、コロナ禍において党勢拡大にどう取り組むか、支持を広げるための具体的なアイデア、政権選択肢となるための具体的な取り組みについてお聞かせください。それと併せて、NHKさんとやや重なりはするんですけれども、野党協力ということで、4月に控える補欠選挙も含めて、野党候補の一本化についての考え方、選挙協力の在り方についてお聞かせください。他党との調整状況、今後の調整に対する考え方についても併せてお聞かせください。 大串:それでは代表のほうからお願いします。
どこかのタイミングで政権構想提示したい
枝野:まさにずっととにかく政権の選択肢になる、選択肢として認めていただくということが目標でありますので、ここから総選挙の公示日に向けて、あいさつの中でも申し上げましたとおり、これには何か特効薬とか奇策はありません。地道に各地域での活動を展開していく以外にはないと、これに尽きると思っています。 野党間の連携については、今日のあいさつでも申し上げましたが、どっかのタイミングで私なりの政権構想を提示したいと思っております。それに賛同していただける全ての皆さんと最大限の連携ができればと思っていますが、現時点で今、具体的なことを何か申し上げる段階ではありません。 党員、協力党員、パートナーズをできれば早く大々的に募集をかけたいところでございますが、感染拡大防止のために活動が制約されているという状況でございます。ただ、この状況も地域によってだいぶ違いますので、それぞれの地域の事情を踏まえて、また広げる広げ方も農村地域と都市部では全然違いますので、それぞれの地域で地道にやっていくしかないというふうに思っています。 大串:ありがとうございます。それでは、これからはお2人ずつ指名しますので、質疑、答弁はただお1人お1人に対して答弁をいただきたいと思います。次にご指名する2人は、毎日の宮原さん、そしてフリーの宮崎さんです。ではまず初めに毎日の宮原さんお願いします。