最も高額なのは? J2日本人選手、市場価値ランキング11~20位。もうすぐ1億円の大台に乗る選手は?
14位:岡本一真
生年月日:2003年9月19日(21歳) 所属クラブ:モンテディオ山形 市場価値:50万ユーロ(約8000万円) 今季リーグ戦成績:13試合0ゴール0アシスト 14位にはモンテディオ山形のDF岡本一真がランクインした。その市場価値は50万ユーロ(約8000万円)を記録している。 現在21歳の若きディフェンダーは、横浜F・マリノスのジュニアユース出身。名門・前橋育英高校を経て、2022年にザスパ群馬に加入した。 群馬では、昨季リーグ戦30試合に出場した。4ゴールを記録するなど、レギュラーとして存在感を発揮。シーズン終了後に山形へ移籍する運びとなった。 しかし、岡本にとって山形での新たな船出は厳しいものになる。負傷によって開幕からベンチ外の試合が続き、新天地でのデビューは第15節まで時間がかかってしまった。 それでも、復帰後は右サイドバックで定位置を掴み、コンスタントに出場することに成功する。最終的に今季はリーグ戦13試合、天皇杯1試合に出場した。 負傷離脱でスタートダッシュに失敗してしまったという点で、今季は不完全燃焼感の否めない1年となったのではないだろうか。岡本はまだ21歳と若く、そのポテンシャルを完全には発揮しきれていない。来季こそは万全のコンディションでフルシーズンを駆け抜けてほしい。
13位:谷村海那
生年月日:1998年3月5日(26歳) 所属クラブ:いわきFC 市場価値:50万ユーロ(約8000万円) 今季リーグ戦成績:38試合18ゴール6アシスト 13位にランクインしたFW谷村海那は、いわきFCの進撃を支える原動力だ。 谷村は国士舘大学を経て、2020年に当時JFLに所属していたいわきFCに加入した。当初は交代出場が主だった同選手だが、2021シーズンには限られた出場時間の中でリーグ戦5ゴールをマーク。チームのJFL初優勝とJ3初昇格に貢献した。 舞台がJ3になって迎えた2022シーズンも、谷村の活躍は止まらない。リーグ戦では6ゴールを決め、わずか1年でJ2初昇格の夢を叶えている。 そして、今季は谷村とチームにとってJ2リーグ2年目のシーズンとなった。JFLから瞬く間にJ2まで駆け上った谷村はついに覚醒し、得点ランキング2位となる18ゴールを記録。研ぎ澄まされた得点感覚と絶妙なポジショニングで、ゴールを量産した。 26歳となったストライカーの市場価値は50万ユーロ(約8000万円)を記録している。今季の活躍で、谷村はJ1のクラブにも完全に「見つかった」はず。今後さらにその評価は上昇していくだろう。今冬にステップアップを果たすかもしれない。