最も高額なのは? J2日本人選手、市場価値ランキング11~20位。もうすぐ1億円の大台に乗る選手は?
18位:藤原雄大
生年月日:2002年6月29日(22歳) 所属クラブ:大分トリニータ 市場価値:50万ユーロ(約8000万円) 今季リーグ戦成績:24試合1ゴール0アシスト 大分トリニータでプレーする藤原優大が18位となった。 青森県出身の藤原は、地元・青森山田高校へ進学した。当初は中盤でプレーしていたが、センターバックとして評価を高めると、2021年に浦和レッズへ加入している。 しかし、浦和では負傷離脱もあって出場機会が限られ、6月にSC相模原へ期限付き移籍することを決断。相模原ではコンスタントにプレータイムを確保し、2021シーズンはリーグ戦17試合、2022シーズンは23試合に出場した。昨季は高校時代の恩師である黒田剛監督率いるFC町田ゼルビアへ期限付き移籍し、リーグ戦29試合を戦っている。 そして迎えた今季、藤原は3つ目の武者修行先として大分を選んだ。同選手は開幕からレギュラーとしてピッチに立ち、リーグ戦24試合に出場。恵まれた身体能力を活かして、エアバトルで無類の強さを発揮しチームの勝利に貢献した。 成長著しい若きセンターバックの市場価値は、50万ユーロ(約8000万円)だ。まだ22歳であり、秘めたポテンシャルの大きさは未知数だ。藤原はどこまで市場価値を伸ばすのか。「未完の大器」が見せる今後のパフォーマンスから目が離せない。
17位:関口正大
生年月日:1998年4月21日(26歳) 所属クラブ:ヴァンフォーレ甲府 市場価値:50万ユーロ(約8000万円) 今季リーグ戦成績:36試合1ゴール3アシスト 17位にはヴァンフォーレ甲府のDF関口正大がランクインした。 関口は、法政大学在学中の2020年に特別指定選手として甲府に加入した。2021年に正式加入を果たし、ここまで4シーズン在籍している。 正式加入後は即戦力として活躍し、2021シーズンはリーグ戦31試合に出場。豊富な運動量を活かしてサイドを駆け上がり、推進力あふれるドリブルで相手守備陣を切り裂いた。 以後もコンスタントに出場試合数を伸ばし、昨季からは須貝英大(鹿島アントラーズ)がチームを退団したことによってチームのキャプテンに就任。今季はセンターバックと右サイドバックで主に起用され、リーグ戦36試合に出場している。 今年で26歳となった関口の市場価値は、チームトップの50万ユーロ(約8000万円)である。プロデビュー以降、同選手の市場価値は右肩上がりの推移を続けており、今年1月の更新では自己最高額となる55万ユーロ(約8800万円)までマーケットの評価を高めていた。今回の55万ユーロ→50万ユーロが初めての下落である。 しかし、甲府で安定したパフォーマンスを維持していることを踏まえると、関口が60万ユーロの壁を破る日はそう遠くはないかもしれない。