大阪府・吉村知事が定例会見10月27日(全文1)オール大阪で児童虐待防止
1日当たり何件の検査能力を見込むのか
読売新聞:すみません、読売新聞の太田です。診療・検査医療機関の関係なんですけども、意向調査で同意をしてくれた923の機関なんですけども、1日当たり何件ぐらいの検査能力を見込んでいるかということと、あと資料にある、確保する検査能力が11月上旬で約5000検体というふうに出てるんですけど、これは意向調査に同意してくれた923機関も含めて想定している数字でいいでしょうか。 吉村:はい。まずそれぞれの医療機関においてどのぐらいの検査数を確保できますかということの詳細な確認というのは、このあと実施させていただきます。まずは同意をいただけるかどうかということの確認はいただきましたんで、それぞれの医療機関やクリニックにおいて、やっぱりその能力は違ってくると思いますので、そこの詳細な、これから以降の確認、そしてさっき言った公表の可否の確認、細かないろんな情報の確認、それをさせていただいた上で順次、対応していくという形になります。なので、まずは今回の意向調査は検査に応じていただけますかということの意向確認の段階ですから、これからやる詳細な調査を、10月末に指定して以降、直ちにやっていくということになります。 もう1つ、検査体制のスケジュールですけれども、11月上旬で5000検体を想定しています。確保目標としています。そして12月上旬には7000検体、12月中旬には1万検体、そして1月になったら2万2000検体というのを目標としています。この5000検体というのは、この診療医療機関、検査医療機関も含めた数字です。だからオール大阪での検査能力がどれだけあるかということになります。
医療機関を増やすために考えていることは?
11月上旬、現在でも3400件の検査能力があって、最高ではもう6400件の検査能力があります、大阪府において。ですので11月の上旬の数字は、もうこれはすでに確保もできていると思いますし、今回900医療機関が応じていただけましたんで、これからの検査能力の算定ということにはなりますが、かなりの数の検査検体は確保できるんじゃないかというふうに思っています。 なので、本当に多くのクリニックの方、クリニックの皆さん、病院に手を挙げていただいたということには、まずは感謝を申し上げたいと思います。あと、やはり2万2000件までまだ少し足りないので、そういった意味ではこれから保健所管内で、保健所からクリニックに当たりながら、この検査をしていただける病院、クリニックを増やしていくということをやって、最終的には来年の1月に2万件の検査能力の確保ということを目指していきたいと思います。 読売新聞:同意してくださる医療機関を増やすということなんですけれども、それを増やすためにどういう、何か働き掛けをしたりとか、インセンティブを付けるとか、何か考えていらっしゃることはありますか。 吉村:これは、まずやはり検査を確保するとしても、その分、検査に来る人が少なかったというときに営業的な問題が出ては良くないですから、その分の補償をするということは制度設計として組み込んでいます。あとはやはり理解だと、とか、ほか、いろんな支援体制。それは当然、コロナの検査もやっていただけるわけですから、いろんな支援体制は、これは当然やっていきます。ただ、その中で、これは第1回目の意向調査ですけれども、まだ返ってきていないところも35%近くあります。そしてこれは書面でお願いして、この回答を得ましたんで、これからは保健所管内のクリニック、病院に、ある意味保健所から直接アプローチして、お願いできませんかというお願いをやっていくと。 選挙風に言うと戸別訪問というか、個別なお願いをしていくということで増やしていきたいというふうに思います。選挙風に言うのはちょっと不適切、違うかもしれないけど、要は個別に、今は個別にやっていないわけですけど、これからは個別に当たって、保健所から個別に当たってお願いできませんかということをやりながら増やしていきたいと。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見10月27日 全文2に続く