大阪府・吉村知事が定例会見10月27日(全文1)オール大阪で児童虐待防止
府内医療機関にコロナ検査の意向調査
この前提の中で仕組みをつくって、順次、府内のかかりつけ医さん、医療機関に意向調査、検査をしていただけますかと、コロナの検査をしていただけますかという意向調査をしました。で、この調査の結果がある程度返ってきましたので、こういう中身になっております。次をお願いします。まず、この冬のピーク時の検査需要、これは来年の1月を想定していますが、インフルのピーク時、そこにコロナも入ると想定したときの必要検査数は約2万2000件というふうに想定をしています。これはコロナの専門家会議でもこの方針として決めたところです。そして先ほど申し上げた身近な医療機関を診療・検査医療機関として、これは府が指定をいたします。この間、10月初旬から意向調査を始めました。 その結果、回答が返ってきたのが、6060の回答が返ってきました。府内に病院は約500ありますが、そのうち389、約400弱の病院からの回答があり、そして医科診療所、クリニック系ですけども、これも約9000ありますけれども、5600の回答、合計6060の回答がありました。調査の回答率は66.2%です。このうちコロナの検査をするというので同意をいただいた医療機関の数ですけど、まず病院においては164病院。そして医科診療所、クリニックにおいては759診療所。ですので合わせまして923のクリニック、診療所、病院で、新たにインフルとコロナの検査をしていただくと、していただくことに同意をいただける医療機関、病院の回答をいただきました。これは本当にご協力いただきましてありがとうございます。お礼を申し上げたいと思います。
10月末に診療・検査医療機関として正式に指定
その中で、今後の予定ですけども、10月末に、10月末、もう数日後ですけれども、同意をいただいた医療機関を正式に府が指定をいたします。診療・検査医療機関として正式に指定します。で、指定をしたあとはもう順次、病院、クリニックにおいてコロナ、そしてインフルの検査ができると、するということで、それぞれの病院、クリニックにおいて運営を開始していただきます。 11月の初旬においてはどれだけの数を指定したのかということを府のホームページで公表いたします。それぞれの保健所管内別の医療機関の数を公表します。この段階で医療機関名を公表することはまだないとは思います。一定の医療機関の名称の公表につきましては、今同意いただいたこの医療機関に、さらに詳細な調査をいたしまして、同意をいただけるというところがどのぐらいあるのか、そこも踏まえた上で11月下旬ぐらいまでには公表をしていきたいと思います。 ただ、その数があまりにも少ないようであれば、これはまた、例えば1病院でも公表するのかといえばそういうわけではありません。ここは全体を見ながら判断をしていきたいと思います。ただ、それぞれのエリアでどのぐらいそういったコロナとインフルの検査ができる、かかりつけ医の病院があるのかということの数は公表します。それによって、地域によって偏在というのもあるかと思いますが、その偏在についてはできるだけ、これからも指定病院を増やしていきたいとわれわれは思っていますので、増やしていきたいと思います。 ちなみにピーク時の必要見込み数は約1500の医療機関を目標にしてますから、あと約600程度確保をしたいというふうに思っています。ちょっと少し高いハードルにはなりますが、今後それぞれの保健所管内から医療機関やクリニックに働き掛けをして、診察、検査をしていただける医療機関、クリニックを増やしていきたい、そういう協力してやってくれるところを増やしていきたいというふうに思っています。次お願いします。 次はコロナの自宅療養者に対する支援についてです。これから、先ほど申し上げたインフルがはやり、そして冬になってコロナがはやってくるということも想定しなければなりません。その中で入院される方以外の皆さん、入院の対象にならない方については、まずは宿泊療養が原則だと思っています。ただ、自ら感染管理対策が可能な方で、やむを得ない事情があるという方については自宅療養の対象になります。じゃあそこで自宅療養になったときに、自宅療養での生活、これが、ある意味過ごしやすくするためのサポートとして食事の支援を、配食サービスをしようというふうに思います。