大阪市・松井市長が定例会見11月19日(全文3完)合議制で物事動かす集団に
自身の目から見て吉村代表代行はどういう人物?
産経新聞:これは代表選の当日の状況を見ないと分からないですけれど、今のところ表明されてるのは吉村代表代行ということで、代表の目から見て、代表代行というのはどういう人物なのかっていうのをあらためて、二人三脚で今、府政と市政を担ってるわけですけれど、どういう人物なのかっていうのを教えてもらえますでしょうか。 松井:次の世代のリーダーには間違いないし、緻密にやってますよね。だから、いい役割分担できてきたと思いますよ。この、吉村さんが市長になってからね、府市としては。橋下さんと僕のときはもう2人共がもうとにかく、当時はもう、そういう、まずは既得権益を打破するところからやらなければならないんで、ありとあらゆる、そういう役所とか、そういう税金の使い方に対しての問題点にもう、ずばずばメス入れてきたけども、吉村市長に変わって、後半5年間、10年のうちの後半5年間っていうのは、上手な役割分担ができる中で、ああいうソフトなイメージで、市議会とも、僕は知事時代、彼が市長時代も、市議会の他会派とも交渉をうまくやりながら、地下鉄民営化なんていうのは成し遂げてますし。 だから、今大阪にはもう、そういう既得権といわれるもの、もちろん役所の天下りとか、そういうのも一切ありませんから。補助金改革も、もう橋下さんと僕の時代に全て終わらせてるんでね。これからやっぱり、ソフト路線でね。で、それを今度支えていく参謀役も、また2011年、吉村世代の中にも非常に育ってきてますんで。そういう形で、ぜひ大阪のこれから成長に努めてもらいたいなと思ってます。 まあまあ、今もう、初めはもう、初め、橋下さんが市役所乗り込んで来たころ、僕、当時僕も一緒に役所来てたけどもね。もうそのときは、まったく、なんて言うかな、既得権の塊みたいなところありましたから。そこから、そういうものにメスを入れながら。で、雰囲気も変えながらやってきて、10年たちましたんで、もうこれからは落ち着いた形で、ソフトな形で、府市一体で物事を進めていきたいと、こう思ってます。