大阪市・松井市長が定例会見11月19日(全文3完)合議制で物事動かす集団に
新執行部で支えれば党内運営は機能するか
産経新聞:政治家経験としては代表と比べて当然少ないわけですし、その政治的手腕っていうのも、代表がこれまでいたという一面もあり、なかなか直接見える、そういった手腕を発揮するというか、われわれが見ることも、あんまり局面としては少なかったと思うんですよね。そういうところは、参謀なり新しい執行部で支えていけば、うまく党内運営っていうのは機能すると、そういうふうに【お考えで 01:00:14】。 松井:そういう党になっていってもらいたいですね。やっぱりこれまでは、これは橋下さんがいるときは、もう橋下さんと僕とで。トップダウンでこの政党を引っ張ってきました。で、その橋下さんが引退してからも、まさに僕が、もう方向性定めて、ある意味、独断的にそちら側に強引に引っ張っていってたとこもあります。みんなそれを支えてくれましたけどね。それはわれわれ世代のメンバーが。僕がこっち行こうというときには、もう、今井幹事長なんていうのはもう、黙って、それをそういう形になるために支えてくれたし、国政においても馬場ちゃんやとか、馬場幹事長だとか、それから府議会、市議会のメンバーも国政に行ってますから。ある意味そういう、強力な形で、強引にそっち側に動かしてきたところもあります。 でも、これからはやっぱり、吉村さんを中心に合議制で物事が進んでいくんではないかなと思いますね。そのほうがいいんです。トップダウンで強引にっていうのは、やっぱりやらなければならないときもありますけど、よっぽどの長い付き合いをしてるメンバーがそばにいるからできるわけであって、これからはやっぱり吉村さん中心に、みんなそれぞれ2011年からのチームですから、だからそういう中で合議制の中で物事を動かしていく集団になってもらいたいなと、そういうふうに思います。 そうしないと、これはすぐには無理ですけど、自民党と対峙できるような政党にはなりません。自民党もまさに派閥で、合議制でものを動かしてますから。だから、そういう形の。ただやっぱり、党としてのアイデンティティーは忘れずに。 でも、国政はまたこれからですからね。大阪維新の会が中心で国政もつくってきたわけやから、だからそういう形でなんとか存在をして、存在感のある政党になっていってもらいたいと、大阪維新の会もね、そう思います。ただ、僕はすぐに辞めるわけじゃないんで。 産経新聞:ありがとうございます。 司会:ほか、ございませんでしょうか。MBS。