全日本関東選考会は東海大がトップ通過 立教大が初の伊勢路の切符を掴む 明治大は16秒届かず次点で泣く
11月に伊勢路で開催される全日本大学駅伝。関東学連推薦校選考会が、6月23日に神奈川・相模原ギオンスタジアムで行われ、東海大がトップ通過を決めました。5位には立教大が入り、初の伊勢路への切符を獲得。7位は神奈川大で8位の明治大は約16秒届かず、涙をのみました。 【画像】第100回箱根駅伝で総合11位に入賞した東海大学 この選考会には20校が参加し、各校8人の選手が4組に分かれて10000メートルを走ります。その合計タイムを競い、上位7校に本大会の出場権が与えられます。 見事トップ通過を果たしたのは東海大。昨年度は、全日本大学駅伝で9位、箱根駅伝で11位となり、いずれもシード権まであと一歩届かず、次点に終わっていました。 今回の選考会はエントリータイムが20校中トップ。その力通り、終始危なげないレース運びを見せました。 2組目で竹割真選手(3年)が2着、ルーキーの檜垣蒼選手が5着と好走し総合トップに立つと、最終組でも兵藤ジュダ選手、花岡寿哉選手(ともに3年)が堅実な走りを見せ、合計3時間55分28秒21で総合1位となり、11大会連続37回目の本大会出場を決めました。 総合2位には東洋大が入りました。1組目でルーキーの松井海斗選手がトップでフィニッシュし好スタートを切ると、2組目の網本佳悟選手(3年)、3組目の石田洸介選手(4年)も続き、3組連続で組トップを奪いました。 最終組では、トップ通過を目指し、小林亮太選手(4年)が積極的な走りを見せれば、主将の梅崎蓮選手(4年)も冷静にレースを進め、共に28分台でフィニッシュしました。 東海大には約9秒届かずトップ通過はなりませんでしたが、インパクトのあるレースを見せて、17大会連続32回目の伊勢路行きの切符をつかみました。 総合3位は、最終組で山口智規選(3年)が日本選手トップ(4着)の活躍を見せた早稲田大学が入りました。 その他、総合4位の日本体育大学、5位の立教大学、6位の帝京大学、7位の神奈川大学までが11月3日に開催される本大会の出場権を手にしました。 関東地区からは、昨年度の本大会の上位8校(駒澤大学、青山学院大学、國學院大學、中央大学、城西大学、創価大学、大東文化大学、東京国際大学)がシード権を有しており、合計15校が秋の伊勢路で健脚を競います。