ビジネス用語を使いこなす3歳児。育休を通じて妻子への愛が深まったパパ。心温まる“ほのぼの育児コミックエッセイ”5選【書評】
「今日は怒りすぎてしまった……」と自己嫌悪に陥ってしまうことや、1日の終わりにドッと疲れを感じること。子育てをしていると、そんな気持ちになることも多いのではないだろうか。そんな毎日頑張っているパパ・ママにおすすめしたいのが、癒やし効果の大きい“ほのぼの育児コミックエッセイ”だ。 【漫画】『パパが育休とってみたら妻子への愛が深まった話』を読む 育児に奮闘するストーリーに、「自分だけではないんだ」と共感する話も多いだろう。そして我が子への愛おしさと、一緒に過ごす時間の尊さを感じることで心が温まるのだ。本記事では、ほのぼの癒やされる育児コミックエッセイを5つ紹介しよう。 まとめ記事の目次 ●パパが育休とってみたら妻子への愛が深まった話 ●よいたん3歳、ときどき先輩。 ●しおさん1歳 令和ギャル爆誕の道のり ●いつかのやさしさに、今日も救われてます るしこの子育て日記3 ●「どんなときでも味方だよ」って伝えたい! 親子のコミュニケーション、試行錯誤中!
パパが育休とってみたら妻子への愛が深まった話
共働きの家庭も増えている今、「父親の育児の関わり方」について考える機会も増えているのではないだろうか。パパ頭さんの『パパが育休とってみたら妻子への愛が深まった話』は、2度の育休を通じて妻子への愛が深まったパパの育児奮闘記だ。
本作では育休中のパパ頭さんが育児の大変さや妻の努力に気づくことで、家族への感謝と愛情を深める過程が温かく描かれている。また、息子たちの純粋で愛らしい行動も見どころのひとつである。兄「にに」の豊かな想像力や、弟「とと」の無邪気さには心が癒やされるだろう。 母親視点の子育て漫画が多い中、父親から見た「子育て」や「家族」の話には新しい気づきが多くある。愛情あふれる家庭を築くためのヒントとして、ぜひ読んでいただきたい。
新型コロナウイルスにより仕事はリモートワークに切り替わり、よいたんの保育園も休園。家で仕事をする両親から、よいたんは丁寧な言葉づかいやビジネス用語を吸収する。まるでサラリーマンかのように自然に使いこなすよいたんの姿に、思わず吹き出してしまう。 そんなよいたんにも、もちろん子どもらしい一面はたくさんある。お金の使い道に悩んだり、褒められるとくすぐったがったりする姿は微笑ましく、家族とのやりとりに心が温まる。本作は、子どもの成長の驚きや可愛らしい瞬間が詰まった作品。笑いと癒やしを同時に求めている人におすすめの一冊だ。