100人に聞いた「インバウンド観光客に“やめてほしい”こと」、路上飲酒や電車マナーもランクイン【4~10位】
円安の影響もあり、インバウンド(訪日外国人旅行)需要が増加している。コロナで大打撃を受けた観光業や飲食業にとっては喜ぶべき状況だが、一方で外国人観光客による迷惑行為も目立っている。10月には、チリ出身の女性インフルエンサーが、神社の鳥居で懸垂したり、石段で逆立ちする動画がSNSで拡散され、非難の声が続出した。そこで今回は40~50代の男女100人に「インバウンド観光客に“やめてほしい”と思ったこと」をリサーチ。さらに「それを改善するために何ができると思うか」についても聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ) ■【画像】綾瀬はるか、”不惑の40歳”でみせた“超 あざとポーズ連発”「なんだこの生物」 第10位(2.0%)は、路上飲酒。 特に渋谷や新宿などの繁華街で、路上飲酒をする観光客たちが続出。集団で道をふさぐことで交通の妨げになったり、大声で騒ぐ、空き缶などのゴミを散乱させ、周囲の住人や店舗に迷惑をかけるということが増えた。渋谷区では、以前から日本人の若者の路上飲酒が問題になっていたが、外国人の路上飲酒も増え、10月1日から通年で夜間の路上飲酒を禁止する改正条例を施行した。 「法律を整備する。海外では公共の場所で飲酒できないことが多いので、路上で飲酒できる日本はおかしい」(57歳/女性/主婦) 「夜間に道で飲酒。あちこちに看板を立てたり、ボランティアが夜間見回るということをやってほしい」(59歳/女性/主婦) 第9位(3.0%)は、私有地への立ち入り。 観光地で映え写真を撮るために無断で人家や畑に入ったり、店と勘違いした外国人が家の敷地内に入るという行為も増えている。私有地に勝手に入られるのは気持ちの良いものではないうえ、防犯上の問題もあるため対策が望まれている。 「自分は京都の人間なので京町家の敷地内に勝手に入っていく人が結構いるというニュースを見ました。看板や張り紙で、“ここは私有地なので勝手に入らないでください”という表示を徹底したほうがいい」(42歳/男性) 「個人の敷地への立ち入りは罰則をもうける」(56歳/男性)