大阪市・松井市長が定例会見8月5日(全文1)アストラゼネカワクチンの接種体制を構築中
保健所業務は逼迫していないのか
毎日新聞:毎日新聞の田畑です。保健所の人員体制の強化の件なんですけれども、先ほどおっしゃったように、1日に1000人程度の新規感染者が出るところの強化策までは大丈夫だっていうことだったんですが、今のところ保健所の業務の逼迫みたいなことは、報告はされてないっていうことでしょうか。 松井:忙しくなってますけども、なんて言うかな、ファーストコンタクトが取れない状況ではありません。何をもって逼迫というのかね。だからそれはもう忙しい状況です。1000人超えてくるんだから。今は500人ですけど、市内では。 毎日新聞:そこのところは、ファーストコンタクトを2日以内にということだったんですけど、そこの中では、まだ対応できてるというような。 松井:対応できています。 毎日新聞:あと、ファーストコンタクトについてはそうだと思うんですけど、宿泊療養については何日以内というのがあるかとは思うんですけども、そこの何日以内っていうのも、まだそこまでぱっとしないというか、4、5日とか、10日みたいな話も4波のときはあったのですが、そこはあまり【突っ込まれていないというか 00:34:04】。 松井:質問がよう分からん。 毎日新聞:宿泊療養までに掛かる日数みたいなのは、今はそこまで。 松井:宿泊療養については今、われわれが用意している部屋数にまだ余裕がありますから、症状があり、感染拡大のリスクの高い方々についてはわれわれとしては宿泊療養をお勧めして、同意いただいている行政の方々には速やかに宿泊施設に入所はできております。
修学旅行実施の方針に変わりはないか
毎日新聞:すみません。先ほどのMBSさんの質問とちょっとかぶるところあるんですけれども、知事会のほうで府県をまたぐ移動についての自粛が呼びかけられていますけれども、この関係では特に今までの方策と修学旅行とか林間学校とかっていうことだと思うんですが、そこら辺についてはまだ、PCRを受けて行くみたいな話には変わらないっていうところでいいでしょうか。 松井:うん、変わりません。これ、移動するのが駄目なわけじゃありません。その移動した場所、例えば大阪市内であろうと、今、今回百貨店でクラスターが起こったというのがありました。これはやっぱりきちっとしたエビデンスまで、証拠があるというところまでいってませんけども、わがほうで、保健所でさまざまな調査をした結果、われわれは当初はバックヤードで従業員同士の感染拡大を疑ってましたけども、どうもその可能性は低いと。 やはりお客さまからの感染という、そういう可能性のほうがちょっと高いんではないかなというふうになっています。それは何かというと、今回の状況を調査しても、従業員同士であれば、例えば食堂であれば、そういうバックヤードで感染してるのであれば、全てのフロア全体の職員に感染というものが広がっているということになると思うんですけど、今回は一定の、一部のエリアの従事している職員の皆さん、社員の皆さんが感染しているという状況だし、そのときに従業員の皆さんが大勢集まって、なんらかのイベントの準備したとか、そういう事実もありません。 だからやはり、ある一定フロア、ちょっと密になるようなフロアのところで、お客さんからの感染というのがやっぱり非常に可能性としては高いのかなというふうに、今われわれとしては考えているところです。だから結局やはり、きちっとマスクをしていただいているか、お客さんに。それから何か注文するときに声が大きかったとか、一番はやっぱりマスクだと思います。きちっとマスクをする。で、できれば、布ではない、不織布のマスクをしてもらう。できればというか、もうほぼそうしておいてもらったほうがいいと思います。だからそういうところで結局感染が拡大していると。 だから移動することが感染を抑えるというふうに、移動ばっかり言うと勘違いされると思います。皆さんが自粛、移動を控えてくれとか。これはわれわれからもそういうメッセージ出すと、僕は勘違いが起こると。そうではなくて、その場所に行ったときにきちっと感染対策をしてくださいと。