大阪市・松井市長が定例会見8月5日(全文2)東京都は政府直轄エリアなんかな
大阪市の松井一郎市長は5日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「アストラゼネカ製ワクチンは8月23日以降に接種始めたい」大阪市・松井市長(2021年8月5日)」に対応しております。 【動画】「アストラゼネカ製ワクチンは8月23日以降に接種始めたい」大阪市・松井市長(2021年8月5日) ◇ ◇
185人でぎりぎりなのか
大阪日日新聞:大阪日日新聞の木下です。もう一度、保健所の体制についてお伺いします。一応1000人以上、今のところ5段階のところで第4波超えの1000人以上のところまでは対応できるという見込みだというふうにおっしゃっていましたけれども、かなり想定よりスピードがものすごく速いかと思うんですけども、これはスピードも含めて対応できるのかということと、それから1000人以上のところで一応185人の体制で対応されるというお話だと思いますけども、これはもちろんマンパワーが無尽蔵でないということは分かっているんですけれども、185人がもうぎりぎりだっていうことでよろしいでしょうか。 松井:ぎりぎりです。この間、われわれは余裕があってそういう体制の強化というか、事態に合わせてやってきたわけではなくて、そもそも専門職というのは、もう日本の中で何人って決まっているわけですから、一挙に1万人、2万人と要請して専門職にすぐに保健師だ、看護師だということで、そういう人を育てられるわけじゃありません。だから今ある日本の中の専門職のマンパワーの中で、大阪市でどの程度の方が活用させていただけるんかなということを予測した上で、われわれ、組織体制をつくっていますんで、現状においては、今の組織体制がわれわれとすれば精いっぱい、組織体制としては強化した形でお示しをしているというふうに僕は考えています。
スピードの面はどうか
大阪日日新聞:もう1点のほうのスピードの面はどうでしょう、かなり急速な拡大だと思うんですけども、そこについてはこの人数まではスピードが速まっても対応できるということで。 松井:多少のタイムラグ、例えば500人を大阪市内で超えて、すぐにその日のうちに今の300人から600人体制をすぐスタートできるのかといえば、これはあしたからの話なんで、500人を超えたのは3日か4日ぐらい前から超えたわけで、それのそこの3日、4日間のタイムラグはありますけれども、できるだけタイムラグを縮めながら、組織体制をしっかりと構築したいと思っています。 大阪日日新聞:あと185人でぎりぎりということであれば、それ、ちょっと想像はしなくないですけども、1500とか2000ということも行政側としてはリスク管理として考えておかんといかんとは思うんですけれども、その場合、人を増やす以外のところでなんか手だては考えられておられますか。 松井:だからこの間、これが十分なのか不十分なのかというのは、もうやってみないと分からないというところはありますけど、この間、吉村知事が重症のベッドを増やし、われわれも中等症のベッドを増やし、それから宿泊施設でのホテル療養、宿泊療養の場所も増やし、それからできるだけ広くワクチンを接種する体制をつくって、今は例えば中等症の皆さんを重症にならないように、例えば十三ではもうカクテル治療、カクテルでの点滴治療、重症にならないというのをもうスタートして、今5名の方にはその治療を実施いたしました。結果、5名とも症状はすごくスピード感を持って改善しています。結果ね。 だからわれわれとしたら、これはどこまでが十分だと言われれば、1人1人の、要は大阪市民、府民の皆さんの、ちょっと感覚的なものがありますけれども、やれることは、われわれとしたら全力を尽くして実施していると思っています。