絶品!年末年始に食べたい「鍋」簡単なのに最高に美味しい4選
お正月は家族や気の合う仲間と鍋を囲んで楽しい時間を過ごしたい。新年にふさわしい贅沢な食材で会話もはずむこと間違いなし。 【写真】絶品!鍋料理レシピ集
【赤ワインすき焼き】赤ワインたっぷりの割り下と洋野菜が新鮮!
飲みながらすき焼きを食べたい!というワイン好きのための鍋は、食べ方にもひと工夫。サラダのような生野菜を肉で巻いて食べたり、サワークリームやパルミジャーノをプラスして。 ーー芳醇なワインの香りと肉の焼ける匂い。至福のひと時を進化系すき焼きで
◆材料(3~4人分) 牛もも肉、牛肩ロース肉(ともに薄切り)…合わせて400~500g 玉ねぎ…2個 かぶ…4個 エリンギ…4本 トレビス…1玉 〈割り下〉 赤ワイン…500㎖ しょうゆ…80㎖ きび砂糖…50g 〈生野菜と薬味〉 マッシュルームスライス…1パック分 クレソン…2束 サワークリーム、パルミジャーノ、黒こしょう…各適量 牛脂、またはオリーブオイル…適量 ◆作り方 ❶玉ねぎは縦半分に切り、横1㎝幅に切る。かぶは茎を少し残して切り、皮をむいて縦半分に切る。エリンギは縦に薄切り、トレビスは1枚ずつはがす。割り下の材料はすべて鍋に入れて煮立て、粗熱をとる。 ❷鉄鍋を熱し、牛脂、またはオリーブオイルをひき、牛肉2種を適量入れて炒める。①の野菜を加え、割り下を2/3量ほど加えて煮る。 ❸各自取り分けて、生のマッシュルームとクレソンを肉にのせて巻いたり、サワークリーム、パルミジャーノ、黒こしょうなどを加えていただく。
「洋野菜やきのこは大きめに切って。食べ応えがあるし、見た目も映えます。葉野菜のトレビスだけは、煮すぎないようにさっと取り出して」
【鴨つくねのだまっこ鍋】山の幸の滋味あふれるうま味をだまっこに吸わせて
だまっこ鍋はきりたんぽを簡単にした秋田の家庭料理。うま味の強いごぼう、きのこに、鴨の上品な甘味がおいしいだんごを合わせて。日本酒をぬる燗にして、ゆるりと味わう大人の時間に。
◆材料(3~4人分) 〈鴨つくね〉 鴨ひき肉…400g 長ねぎのみじん切り…20㎝分 しょうがのすりおろし…1片分 パン粉…大さじ2 溶き卵…1個分 酒…大さじ4 塩…少々 〈だまっこ〉 炊きたてごはん…300g 片栗粉…小さじ1½ 長ねぎ…1本 せり…1束 ごぼう…1本 舞茸…1パック 里いも…4個 油揚げ…大1枚(普通サイズなら2枚) <A> 昆布…5㎝ 水…800㎖ みりん、しょうゆ…各大さじ3 〈薬味〉 柚子の皮のせん切り、かんずり、黒七味…各適量 ◆作り方 ❶ボウルに鴨つくねの材料をすべて入れ、よくこねて混ぜ合わせる。 ❷だまっこを作る。ボウル、またはすり鉢にごはんと片栗粉を入れ、すりこぎなどでまとまる程度につぶす。鍋で煮くずれないくらいになったら(つぶしすぎないように)、ひと口大に丸める。 ❸長ねぎは斜め薄切り、せりは5㎝幅に切る。ごぼうはささがきにして水にさらし、水気をきる。舞茸は小房に分け、里いもは皮をむいて下ゆでする。油揚げはフライパンで両面を焼き、4㎝幅に切ってから、斜め半分の三角形に切る。 ❹鍋にAの昆布と水を入れて火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出し、みりんとしょうゆを加える。①の鴨つくねのタネをスプーンですくって入れ、火が通ったらいったん取り出す。 ❺④の鍋に③のせり以外の材料すべてと、②のだまっこ、④の鴨つくねを入れ、煮立ったら最後にせりを加える。各自取り分けて、好みの薬味をつけていただく。