緊急事態宣言から2週間、専門家会議が会見(全文2)10のポイントで接触8割減を
行動変容に対する評価を推進したい
さて、一番最後のスライドです。引き続き緊急事態宣言下における現行の行動変容に対する評価を推進していきたいと思います。5月6日の緊急事態宣言の期限に向け、現状や対策についての分析を進めようと思っております。その際、現行の行動変容の評価に加え、わが国の感染状況、医療提供体制をはじめとする各対策の状況、海外の行動変容の移行に関する例など、さまざまな要素を総合的に勘案して行っていきたいと思います。以上、簡単でありますけども、提言の内容を説明させていただきました。どうもありがとうございます。
流行の状況判断にはまだ早い
脇田:尾身先生、ありがとうございます。今のがサマリーということになりますけど、今回の状況分析と提言につきましては皆さんのお手元に資料があると思います。こちらにまとめてあります。これは21ページ、かなりだいぶ【タ*00:32:29】になっておりますけども、今の内容が盛り込まれているということになります。 国内の流行の状況につきましては、緊急事態宣言が4月7日に宣言されて2週間ということで、この前、西浦先生からもいろいろお話がされていますけども、まだ流行の状況がどうなっているかということを判断するには早い時期であるということになりますので、今後、5月6日に向けて、われわれとしても解析、状況分析はして、それで皆さまにまたお伝えをしていきたいと考えているところです。 それで今回の内容につきまして、今、説明がありましたとおり、行動変容の状況とか、それから医療の提供体制について、それから保健所の状況とか、それから水際対策についての現状分析と課題、そして提言という形でまとめさせていただいておりますので、またこちらもお伝えいただければというふうに思います。それから1番の、行動変容で8割、接触を減らすということで、「10のポイント」ということでこれをまとめさせていただいておりますので、こちらも活用していただいて、市民の皆さまにお伝えしていただけると大変ありがたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは質問をお受けしたいと思いますので、釜萢先生、それから西浦先生にもこちらにお並びいただいてお答え、ご質問を受けていきたいというふうに思います。ではよろしくお願いします。