電力需給ひっ迫「注意報・警報時は府からも節電を要請」大阪・吉村知事会見6月29日(全文2)
注意報、警報時にどのような要請を行うのか
大阪日日新聞:大阪日日新聞の椎葉です。熱中症対策についてちょっと補足で幾つかお伺いしたいんですけれども。例えばなんですけども、注意報になった場合には例えばどういうところに要請するとか、警報になった場合はこういうことを要請するとか、何かそういうふうな具体的に何か、おっしゃられる範囲内で結構ですのでお願いいたします。 吉村:注意報等になった場合ですけれども、ここは消灯とかそういったことをやっていくし、そういったことも、使わない電気の消灯等もしっかり呼び掛けていくということになるんだと思います。例えば冷蔵庫を強から中にするとかさまざまな、使わないところは、電力はできるだけ使わないように、テレビの1つのある部屋にまとめてお願いしますとか、さまざま。そのときは注意報になった段階でまた具体的な呼び掛けをしていきたいと思います。 また、警報になると一段フェーズが変わります。われわれの部局ともこれはずっと議論してるんですけども、フェーズが違うのはやっぱり警報だと思ってます。今まで注意報ってなかったんです。今年から注意報っていうのはできました。というのも3%を下回るというような状況になってくるというのは、やはりこれは本当に注意しなければならない場面です。なのでそういった場面になってくる、警報が発せられる場面になると、これは一段のお願い、一段強いお願いになると思います。つまり、例えば先ほど申し上げたとおり、府の施設をもう停止するとか臨時休館にするとか、そういったことをするということは同様に、民間の皆さんにも呼び掛けをせざるを得ないということになるだろうと、そう思っています。
プールも閉鎖するようなイメージか
それは今後、なるかならないか、まだちょっと分からないところがありますので、まず、たぶんこの夏は注意報は何回か出ると思います。これはあらかじめ申し上げておきます。たぶん注意報がないということはないと思うので、おそらく注意報は何回か出ると。注意報が最初出るときはまた大阪府からなんらかの発信を、おそらく僕の囲みになるのか大阪府からの発信になるのかはありますけども、なんらかの発信をさせていただきます。 警報が出る段階になると、かなりこれはちょっと電力の不足という意味ではかなり逼迫した環境になりますから、ちょっとより強い措置をお願いするということになると思います。なので警報の部分のほうが、どちらかというと警報に達すると、ちょっとより大きく生活に関わるような、より強いお願いをするということになります。それ以外の期間、7月1日から9末まで国全体の、これは大阪とかに限らず国全体の節電要請期間のときは、ちょっとお1人1人の心掛けをお願いしますということになると思います。 大阪日日新聞:すいません、ちょっと最後、もう1つあるんですが、警報になった場合ですけれども、府の施設というところで、ちょっと今日の別の発表項目と混ぜ返して申し訳ないんですが、例えばプールですね、今回の。プールなども閉鎖するようなイメージなんでしょうか。 吉村:それは、どこを閉鎖すべきかということは、電力をどこがよく使うかとかも含めて、ここはまだどの施設が、マニュアル化はしておりませんので、マニュアルの中においては府有施設の臨時的な停止というのも方針として決めています。なのでそういったことになると思いますけど、どの施設をどうするかというのはその時点で部局においても判断をし、最後、僕が判断をしてお伝えをしたいと思います。この時点ではまだどこというのが決まっているわけではないです。 大阪日日新聞:ありがとうございました。 司会:ほかにご質問はございませんでしょうか。それでは発表事項についての質問はこれで終了させていただきます。続きまして、その他、府政・公務に関する質問をお受けいたしますが、しばらくお待ちください。 それでは、質問のある方は挙手の上、社名とお名前をおっしゃってください。よろしくお願いします。時事通信さん。 【書き起こし】大阪・吉村知事会見6月29日 全文3に続く