自民党新総裁の菅義偉氏が会見(全文2完)デジタル関係が機能しなかった
新たな自民党総裁に就任した菅義偉(よしひで)官房長官は14日夕、記者会見を行った。 【動画】自民・菅新総裁「改革意欲ある人を結集」 解散の判断については……? ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「自民・菅新総裁「改革意欲ある人を結集」 解散の判断については……?(2020年9月14日)」の中継開始時間に対応しております。 ◇ ◇
当役員、閣僚人事にはどのような方針で臨むのか
TBS:幹事社、TBSの中島です。新総裁への就任おめでとうございます。党役員、閣僚人事について伺わせていただけたらと思います。全体としてどのような方針で臨むのでしょうか。支持を受けた派閥に配慮する派閥均衡型を取るお考えなのか。石破・岸田両氏や両派からの起用もお考えでしょうか。具体的には二階幹事長や麻生副総理兼財務相には続投を求めますか。また、ご自身の後任に当たる官房長官は総合的に仕事ができる人が望ましいと発言されていましたが、どのような点を重視し、どなたを充てるお考えでしょうか。 加えて、菅新総裁の出馬を伝えた森山国対委員長の要職起用の声も挙がりますが、どのように処遇するお考えでしょうか。さらに、組閣に当たっては安倍政権を継承する方針から、居抜き内閣や小幅改造などの見方も出ていますが、大幅に改造するお考えはありますでしょうか。また、民間人の登用についても併せてお聞かせください。 菅:まず、基本的な人事方針ですけども、それについては総理総裁がしっかりした方向性を示して、各閣僚と一体となって仕事を行っていきたい。そう思っています。ですから私が目指すのは、先ほど申し上げましたが、規制改革、ここは徹底してやりたいと思っていますので、改革意欲のある人、改革に理解を示してくれる人、そうした人を中心にこの人事というのは進めていきたいというふうに思います。 派閥均衡型、石破さん、岸田さんに、両方から起用するかどうかということですけども、これについてはこの総裁選挙が終わった時点で全て終了したと、自民党の旗の下にみんな結集して、一致団結してこの国を前に進めていこう、こういう私、今日ご挨拶させていただきました。そういう面において、適材適所、さっき言いましたけど、改革意欲のある人、そうした人というのはいろんな派閥に散らばっていますので、そうした観点からそこは登用していきたい、こういうふうに思っています。 二階幹事長、麻生副総理、続投ということですけども、内閣、組織要、そしてまた党の要であります。極めて政権運営で重要なお2人だというふうに私は思います。続投するかどうかというのはまだ決めていません。 それと、官房長官であります。官房長官というのは、私、7年8カ月やるにつれて、いろんな要素がありますけど、それと総理との組み合わせもそうだと思います。そうしたことを全体的に考えて、総合的な力がある人がやはり一番落ち着くんじゃないかなというふうに思います。