運動は空腹時と食べたあと、どっちが効果的?2週間づつ試してみた!
結論
フェッドステイトトレーニングを始めてからわずか3日で、私は自分の体の状態が大きく違うことに気付いた。その日の私は、個人的に上半身のトレーニングよりきついと思う下半身のトレーニングをしていたけれど、45分が経過しても頭が超シャキッとしていて、いつもより高重量でスクワットやランジ、レッグプレスができそうなくらい元気だった。 2週間のフェッドステイトトレーニングを終える頃には、疲労のあまり足を引きずりながら走っているような感覚も、ベッドを出てトレーニングをすることが急な上り坂のように感じることもなくなった。むしろエネルギーが湧いて自分が力強く思えたし、トレーニングの成果が“本当に”出ている気がした。 正直なところ、ランニングの前に食べるのはいまでもつらく、バナナ1本で精一杯。でも、パテル氏はそれで十分と言っていたので、今後完全に空腹の状態でトレーニングをすることはないと思う。今回の専門家たちの言葉にはかなり説得力があったし、私は自分の体の声に耳を傾けることの重要性を心から信じている。それに開始からたった2週間で私の体調を改善したトレーニングメソッドをやめる必要はまったくない。 このチャレンジを終えたいま、私の体と心にはフェッドステイトトレーニングのほうが良いと言い切れる。この方法で行くためにはトレーニングの時間帯を30分から1時間遅らせなければならなかったけれど、食べ物を十分に消化して、パフォーマンスとトレーニングの成果を高められるようになったことを思えば小さな犠牲。 私にとって最大の変化は、いままで以上にエネルギーが湧いて自分が強く感じるようになったこと。睡眠の質も改善した。これまでも睡眠は優先してきたし(夜9時には寝るタイプ)、もともとよく眠れるほうだと思うけれど、朝の目覚めは(極寒の朝でさえ)良くなった。 2週間という期間は、筋肉の付き具合などで見た目の変化を実感するには短すぎる。でも、私にとっては前述の変化が十分大きな意味を持つ。だから私は、これからも間違いなくフェッドステイトトレーニングを続けていくと自信を持って言い切れる。 ※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。